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 未来から来たちゃぶ台星人外伝其の弐
ya.jpg


喫茶店でのカップルの会話
純「何にする?今日は奢るぞ?あ、俺はこのケーキセットにするけど」
ゼン「・・これでいい(指差す)」
純「え?いいのか?飲物だけ?遠慮するなよ?」
ゼン「してない」
純「ウマいぞこれ。ちょっと食う?」
ゼン「いい」
純「そっか -あのさ もしかして不機嫌?ってか、今退屈してる?」
ゼン「ううん・・楽しい。あたしちょっとだけ無愛想だから」
女の子は一応本当に楽しんでいるつもりらしい
純「無理すんなよ。俺がいきなり誘っちゃったんだしさ。わりぃな。」
ゼン「・・」
女の子、いきなり男にキス。さすがに凝視できなかったけど多分口に
純「((゚Д゚)ポカーン)」
ゼン「分かってくれた?」
純「(声が出ないらしく、激しく何度も頷く)」
ゼン「今日はもうしないから(わずかに照)」
純「いや、マジ、どうしよ、超嬉しいんだけどうわーヤバい。うわー。」
ゼン「早く食べちゃいなよ(そっぽを向く)」
最初は面白かったんだけど、なんかキモくなったので首元を横から思い切りチョップしたら
「モルスァ」みたいなこと言いながらすごい勢いで飛んで行った

どうみてももるすぁ、本当にふぁー・・・ぶるすこ・・・ふぁー



影地さんよりまたもSSを頂きました、これからはちゃんと人のSSにも絵をつけようと思った次第、ちなみに殆どのヤプール人は炉利コンです。

SSの内容は四天王収集に勤しむヤプちゃんがえろいことするお話です。
あの手この手で男どもをたぶらかし、誘惑していく様はとても一億歳の老婆とは思えないエロスです。

てかババルウが危なすぎるwww

ではどうぞ><



未来から来たちゃぶ台星人外伝~Dimension~

「異なる者たちの集い」




余は時々ふと思い出す、あの一連の出来事を。



―数年前―



「う~…強い奴、強い奴はどこじゃ~?」



 いま、強い奴を求めてトテトテと走っている余はヤプール。しがない異次元人じゃ。

ちょっと変わった所と言えば、この次元の王であるという事かの。

今日は空の色も良い具合に歪んでおる。我が親衛隊をつのるには良い日和なのじゃ。

メイド長のベロクロンは今頃、あの猛々しい赤い髪を振り乱して余を探しているじゃろう

が、余の主は余のみなのだから仕方が無い。まずは国内を探しておるのじゃが、なかなか

どうして良い素材には会えぬものよな。

 そう思って墓場あたりまで来た時



「もう二度と同じ轍は踏まねぇ…俺は陛下に愛されるべき唯一の男なんダ。あぁ…

 貴女の為ならば仲間を殺す事も厭わなイ。だから愛してくレッ、もっと強ク…

 クッカッカッカ……」



ウホッ!いい狂人。



「(余の親衛隊を)やらないか?」

「へ、陛下ァーーッ!?な、何でこんな所ニ!今日はまだヤクやってねぇゾ!?」

「幻覚ではない。お主、余の親衛隊をやらぬか?メンバー募集中なのだ」



 そう言うと、胸元がはだけた赤地の服に金の防具をつけた男は真剣な顔になって

考え始めた。ただの狂人かと思ったが多少の算段も持てるようじゃな。



「(もしコレが現実なら最っ高に運がイイ。だが、メンバー募集中って事は他にも集める

  って事だよナァ?だったらなおさら一番は譲れネェ。んで集まったあと、隙を見て

  消しちまえば陛下の傍にいられるのは俺一人…クカカカカ、それでいいじゃねぇ

 かヨ)陛下、拝命させて頂きまス。つきましては、陛下をお守りできるよう、私を改造

 してくださイ」

「よいのか?ほいほい引き受けて。余は改造実験になると悪ノリするような女じゃぞ?」

「構いませン。俺、改造は初めてですけど…そういうの、嫌いじゃありませんカラ」

「嬉しい事を言ってくれるではないか。ならトコトン改造してやるからの」



 色合い的に、昔に造られたエースキラーを元にしてみるか。今度は生体改造超人として

先代を超えるものを造ってやるとしようかの。今から楽しみじゃ。



「(クッカッカッカ…陛下、絶対に手に入れて見せますヨ。貴女をネ…)」



―数時間後―



「安心しろ、麻酔はしてあるからの」

「はイ、陛下ァ(ああ、俺の裸体が陛下の前にィイ!俺を見てクレー!)」



―数十時間後―



「ん?そろそろ麻酔が切れるか。まぁ始まったばかりじゃ、安心して眠れ」

「キギギャアアアアアアアアアギャババババグゲェエエエエエエエ!?」



―数週間後―



「お疲れ様でしたーでしたーでしたー(エコー)」

「うむ。ユニタングも分裂しての手伝い、ご苦労だった」

「ダメだったら食べてイイでしゅか、陛下」

「まぁ仕方ないな。その時は頼むぞ、サボテンダー」

「あーい」



 ふぅ、余の設計したエースキラーの改造プランも一段落じゃな。手術に時間が掛かり

すぎて麻酔が途中で切れたのは計算外じゃったが、あと数ヶ月もすれば目覚めるじゃろ。

ちぃと痛みとショックで人格に不備が出るかもしれんが、脳に服従パルス回路を埋め込ん

だし命令には従うだろう。さ、今日は羽を伸ばすついでにこの次元以外の場所へメンバー

探しと洒落込むかの。最近の自作である「強者レーダー」に反応があった座標に意識を

向けて…



「レッツゴー、なのじゃ~」



 どこぞのウルトラ兄弟ではいちばん上の者しか出来ぬらしいが、余にしてみれば異次元

テレポートなど朝飯前。伊達に長生きしとらぬわ。ふはははは!

……で、来てみたはよいものの、何も無い宇宙空間なのじゃが。どこにおるんじゃ、我が

親衛隊となるべき人材は。



〔強キ者…〕〔戦イタイ…〕〔俺ハ、マダ戦エル…〕〔悔シイ…〕〔体ガ…〕

〔欲シイ…〕〔マダ、マダ足リヌ…〕



 ん?怨念か?1、2…ずいぶんおるな。こ奴ら、まだ戦いたいという思いで己を保って

いる地縛霊みたいなものじゃな。それほどの怨霊…使えるかもしれぬ。念話でコンタクト

を取ってみるか。



『主ら、聞こえるか?』

〔〔〔!!?!!???〕〕〕

『我が名はヤプール。こことは異なる次元に住まう王よ。どうじゃ?その無念、余に

 預けてみぬか?』

〔〔〔預ケル…?〕〕〕

『そうじゃ。主らの強い怨念を元に、新しい一つの体を創るのだ。人格は恐らく統合され

 てしまうが、強き者たちと戦う機会がまた巡ってくる。悪い話ではなかろう』



 その時、この空間が震動したような感覚が余に伝わった。こ奴らの歓喜の波動で、

この空間そのものが悲鳴をあげておる。これはかなりの頼もしさよな。どれ…



『主ら、名はなんとする。主らの希望を聞こう』

〔〔〔〔〔〔闘ウタメダケニ黄泉返リシ我ラニハ、暴君ノ名ガフサワシイ〕〕〕〕〕〕

『暴君…そう、主らはこれよりタイラントとなるのだ!』

〔〔〔〔〔〔オオーーーッ!我ガ名ハ、タイラント!我ガ陛下ハ、

      ヤプール様ノミ!!〕〕〕〕〕〕



 さて、この錬金釜…じゃなかった特別製のツボにこ奴らを入れて…ゲッチュ!

ふはははは、幸先が良いのう。後は魂の記憶から体の情報を取り出して組み合わせて

培養して魂魄を詰め込んで…超獣を越えた怪獣を作れそうじゃな。ご先祖、余はご先祖

たちを越えて見せましょうぞ!そして地球を、いやさ銀河を我らヤプール一族の手に!



―数ヵ月後―



 ようやくエースキラーも目覚めタイラントの肉体培養も済んだのじゃ。まさか昔の

バラバやハンザギラン、キングクラブの怨念が混じっておるとは。随分と武闘派な奴ら

だったのであろうな。二人の性能を試したいから、どこかで演習でもするかの。



「おい、エースキラー」

「何ですカッ、ヤプール様」

「サンドバッグなロボットを製造するから、どこかにお主とタイラントの性能試し

 がてらピクニックに行かぬか?」

「光栄でス!それならあの単細胞も呼んできまショウ」



うむ、従順でなにより。流石に狂人のまま部下にするほど余も愚かではないからな。

最低限の主従というものはしっかりしておかんと。対するに、タイラントはよく出来た

奴じゃ。まぁ、体を得てからベロクロン以上に余のお目付け役というか、地球人の言う

オジイチャンとはこういう者を言うのだろうか、そんな感じの者になってしまったが。



「オラッ、早く来イ」

「お呼びですか、陛下。俺は今、鉄球の素振り500回の途中なのですが」

「うむ。何か実験台があった方が励みになるじゃろうし、そなたらの性能も見たい。

 と言うわけで、適当な死の星で戦闘演習じゃ。ターゲットは怨敵ウルトラマンエースを

 かたどったエースロボ改じゃ。むしろ頑丈さならウルトラマンエースを越えている

 ほどのを作る。存分に叩き壊すがよい」

「「ははーっ!」」



 さて、もう基礎は出来ておるから後は装甲にアイロシウムを使って…あ、ちなみに

アイロス星人を天日干しして、その表皮をバキシムの装甲に使っておる金属と混ぜた

合金じゃ。昔、我らにそこそこの数でケンカ売ってきたからの。材料には事欠かぬわ。



「と言うわけで、性能試験をしてくるのじゃ。けっして遊びにゆくわけではないのだぞ、

 ベロクロン」

「ん~…まぁ、仕方ないですねぇ。あの二人と楽しく遊ぶなんて光景、

 想像できませんし」

「じゃろ?だから弁当を作ってくれ。あ奴らが何時間やるかわからぬからの」

「かしこまりました。いつもの火薬オニギリとミサイルウィンナーの詰め合わせで

 よろしいでしょうか?」

「うむ。楽しみじゃ」



 け、決してお弁当の事ではないぞ!?二人の性能試験だからな!?…誰に向かって

言っておるのじゃ、余は。ベロクロンが去り際にこう言ってきた。



「そういえば、ヤプール様。ビラックピジョンが何羽か脱走しましたよ。それとカウラの

 夜鳴きがひどいそうです」

「よい、よい。鳩どもはどうせ主人の下に里帰りだ。今は戦時下ではないからな、羽根を

 伸ばさせてやれ。カウラはミルクを与えて藁をしけば大人しくなる。牛肉の話は禁句

 だがな」

「かしこまりました。では飼育員のギロン人にそのように伝えておきます」

「うむ」



 ご先祖の頃からブラックピジョンは制御不能だったらしいからの。戦力としては重要

なのだがなぁ。カウラは…ご先祖が造ったのよりもアブノーマルな外見になってしまった

気がするが従順で安心できる超獣じゃ。牛肉を食べる奴には無類の捕食力を発揮するが。

しばらくすると、ベロクロンが包みを持ってやってきた。



「絞りたてのカウラミルクもありますから、ちゃんと飲んでくださいね。背を伸ばしたい

 なら尚の事ですよ」

「ぐっ!…余は牛乳は苦手じゃ」

「背が低いのを気にしてらっしゃるのでしたら、そのような事は言えないと思いますが?

 それにカウラが陛下を思ってギロン人に絞られたミルクなのですよ」



こ、こ奴の言葉は時々ミサイルのような破壊力があるのぉ…人の気にしている事を2回も

言いおって。仕方のない、心狭き者は王の器にあらず。牛乳如きでワガママを言っては

いられんか。それにカウラの忠誠心と羞恥心に応えねば。



「では、行ってくる。書類があったら余の机に置いておけ」

「承知しました。それでは行ってらっしゃいませ。どうかお気をつけて」



 ベロクロンに見送られ、二人と合流して異次元テレポート。我らは荒地のような

惑星に降り立った。さっそく腰の異次元ポシェットからエースロボットを引っ張り出す。



「では好きなようにやるがよい。先に言っておくが、このロボットはエースより動きが

 固いかわりに頑丈だ。壊しても構わん、むしろ粉になるまで壊せ」

「「ははっ!(ヤプール様(陛下)とピクニック!)」」

「スイッチを押せば起動するからな」



 ずいぶんとやる気を出してロボットを抱えてゆく二人。よしよし、ちゃんと場所は

離れておるの。さっ、余はベロクロンが作ってくれたお弁当を…む?



「………………」



あの二人、一体しか持ってゆかなかったのか?それとも余が出しすぎたか?エース

ロボットが転がっておる。ま、後で回収するすればよい。ごはんごはん。



「……(ギュピーン!)……」



―数十時間後―



「いい汗かいたゼ、カカカカカッ」

「うむ。完膚なきまでに粉々にしてくれたわ」

「ご苦労じゃったな。では帰るとするか?」

「あン?ヤプール様。そのエースロボット、生体パーツでも使っているのですカ?」



 エースキラーが妙な事を言う。機械は機械じゃ。ナマモノを使うか。



「俺のセンサーの故障じゃネェ。コイツ、生きてるゼ」

「なんだと!?」

「ぬりゃあああああああ!!」



 余が驚いて指示も出さんうちにタイラントが鉄球を振り下ろす。土砂が空間に舞い

散り、視界が悪くなる。それをタイラントの腹が吸収し、すぐに何者かがいた場所を

見ると…そこには何もなかった。



「く、砕け散ったのか?」

「いえ、俺は原形をとどめる程度に殴りました。つまり…」

「わーっはっはっは!バレては仕方ない!」



 タイラントの言葉を遮り、我らの背後から高らかに叫ぶ声。その声の主は…



「私こそ!かつては暗黒宇宙の支配者にして!ウルトラの星撃墜未遂すら単独で行い!

 美しい幼女に目のないアイツ!変幻自在の策士っ!ババルウ様よぉっ!」



 言葉の一区切りごとにポーズをつけ、最後には宇宙空間なのにカラフルな爆発が

起こる…なんじゃ、このハイテンションは。ババルウとやらは満足したのか一息ついた。



「さ、自己紹介はしたから今度は君たちの素性を聞こうか。特にそこの麗しいレディ?」



 なにか息が荒いのぉ…。まぁよかろう、礼儀「だけ」は知っておるようじゃし。



「我が名はヤプール。異次元の民の王だ。ほれ、お主ら」

「ケッ……エースキラーだ。呼ぶときは『様』を忘れンじゃあねーゾ変態」

「俺はタイラント。強き者との戦いが生きがいだ」

「OH!ベリーキュートですねぇヤプール様。男どもはイラネ」



 無駄に自然に手を握ろうとする変態。



「なれなれしいんダヨッ!クソがぁッ!」

「陛下に何をするかぁっ!」



エースキラーの蹴りとタイラントの鎌をモロに受けた。死んだな、あれは。



「ッタク、うざかったゼェ」

「陛下に勝手に触れようとするとは恐れ多いわ」



 少し哀れだから、手でもあわせておくか。なむ~。はて、目の前に金色のふくらみが?



「私のおいなりさんを拝んでくれるのかい?」

「どわぁあああああああっ!た、タイラント!エースキラー!」

「んのクソ野郎!俺だって見せた事あるゾ!改造前ダガ!」

「どさくさに紛れて何を言っておるか!早く陛下を変態から引き離すぞ!」



 ぜぇーっ、ぜぇーっ…うぅ、至近距離で見たくなかったのじゃ。



「というか何で生きておる!」

「フッフーン。私を甘く見てもらっては困りますなぁ。そこらにあった岩を変わり身に

 したのですよ。ドゥユーアンダスタン?」

「黙れ変態!」

「フォオアオウ!」



余に変態と言われたのがショックだったのか、痙攣して変なポーズを取っておる。



「コイツ、まさカ…ヤプール様、もう一度このアホに言ってみてくださイ」

「変態!死ね!モッコリ赤目!」

「オォウ!プリーズギブミー!モアッモアッモあッー!」

「なんという、すくたれ者…」



余と一緒に呆れたタイラントが呟く。ちなみにエースキラーは大笑いしておる。だが、

タイラントの呟きにババルウの目が変わった。



「男になじられても嬉しくねぇんだよモザイクが。それに私は生物学的にはいちおう女だ

 文句あるかコラ」

「バカをバカと言って何が悪いのだ。小細工だけの変態が」

「ほっほ~う…なら何か、正面きってこの私と戦ってみるか?全身モザイク」



 信じたくない事実を口にしつつ、ゆらりと変なポーズから立ち上がるババルウ。そして

おもむろに両手を交差させ、気合を発したその瞬間!



「イヤァーーーッ!」

「むぅっ!お主、その姿は!?」



そこには、他の星の出身でありながらウルトラ兄弟に名を連ねる赤い双獅子の兄がいた。

しかも、動きも技もまったく同じ!タイラントの鎖で振り回されてもその遠心力を利用

してキックを打ち込んでおる!懐に入り込んだババルウの拳とタイラントの鉄球、鎌が

激しく火花を散らして応酬してゆく!



「どうしたモザイクぅ!小細工だけだったんじゃあないのかぁ私はぁーー!」

「ぬぅううう!グルルルルルァアアアア!!」



ババルウ・レオの正拳突きとタイラントの鉄球が激突する。その衝撃でこの星の

地表にヒビが入り始めた。



「ヤプール様、失礼しマスッ!」

「きゃっ!」



 大地が爆ぜた。間一髪、余はエースキラーに抱えられて地表より離れる。見下ろすと、

先程までの体勢で二人は微動だにしない。が、ババルウが変身を解いた。タイラントも

鉄球をおさめた。降り立った余とエースキラーの前で、二人は口元を歪め合った。



「やるねぇオッサン。まぁ私もトシは言いたくないけどな」

「フン。やるではないか」

「ホラ、手ぇ出して」

「む?」



 タイラントが出した鉄球を片手で包むように持つババルウ。



「何のつもりだ」

「握手だよあーくーしゅっ!それとも私の強さに恐れをなしたかな?」

「クッハッハッハ!それはないわ!しかし済まぬな、マトモな手でなくて」

「気にするこたぁない。お前は全身が戦闘用、私は全身が変身する。どっちも汎用性は

 同じだろう?ブラザー」



うーむ…これが拳を交えた者の爽やかさという奴か。面白いのぉ。



「ババルウとやら」

「おぉうヤプール様、何でございましょう」

「余の親衛隊にならぬか?」

「んっん~、魅力的なお誘いですねぇ。しかし私は仮にもあのメフィラスやらと同じく

 悪質な宇宙人。不信感を煽り裏切りを美徳とするような者ですよぉ?」

「ケッ!悪質ってーより変質者ダロ、いらねーんダヨッ」



 エースキラーの意見も最もじゃが…あの戦闘力、捨て置けぬ。



「お前がおると面白そうだ。俺からも頼む」

「ブラザー、私も君『で』毎日を面白く過ごしたいんだけどねぇ」



よし、この手ならどうじゃ?



「ババルウ」

「なにかなぁ?」

「たまに余が直々に罵ってやるが」

「犬とお呼び下さいませ陛下」



 ものすごい勢いでひざまずきおった。生粋の変態じゃな、こ奴は。



「つまんねーナァ、まったク」

「面白くなりそうだ」

「よろしく頼むぞ、ババルウ」

「夜露死苦ぅエブリバディ!」



 こうして、余の親衛隊に抜擢されたババルウと共に我らは国に帰った。聞いてみた所、

ババルウは落ちぶれてフラフラとあの星で野宿していたのだそうじゃ。これより後に、

妙な怨念をブラックサタン(名前が同じだったらしい)と融合させ四天王が出来上がった

のじゃ。懐かしいのぉ。ちなみに今、廊下ではタイラントとババルウがベロクロンに

しかられておる。壷を割ってしまったらしいの。エースキラーはまた薬でもヤっておるの

じゃろう。ブラックサタンも篭っておるのだろうな。さて、そろそろ行動を起こすかの。

我らの未来のために。


拍手お礼

うははは!私はモンコレで全部魚類のナマモノデッキと称して対戦しまくった結果そのデッキは友人同士の間で使用禁止になりました!わっはっはっは!どうしよう!(ついでに切り札はクラーケンでした

■私は水単色で闘う事を諦めて髑髏の騎士、採魂の女神、イビルアイズを3積みしていたへたれです^^ぐへへ
切り札は髑髏のry



うぉ!スカートを覗こうとすると…「キュッ」っと絞められるのかwwしかし、『打倒』…何を?

■クラーケン→でかいイカ→ダイオウイカ→マッコウクジラが天敵→打倒マッコウクジラという無敵のロジックです。



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(2007/12/09(日) 18:09)

 ヤプール編 終幕
ghhh.jpg



ブリッツブロッツは確信していた、この世の如何な生命体であれ、破滅魔人に太刀打ちできる者はいないと。

超獣達や四体の将の強さを見る限り、恐らくヤプール本人もそれ程常軌を逸する事は無い筈だからだ。


「所詮は只の宇宙人・・・そうだろう?」


そう、ヤプールと言えど生命ある者は決して虚無から生まれた破滅魔人は下せない、ブリッツブロッツには予知能力等無いが
この戦いの行く末が見えていた、狐はヤプール、自身は狩人。

「我は究極、こんな闘いなど只の戯れよ」

自身の圧倒的勝利で終る






―――――――筈であった。


「故に在り得ない・・・我が壊せぬ標的など、絶対に在り得んッ!!」

突進してくるヤプールを退けるべく、ブリッツブロッツの腕から光波キャノンが放たれ王に直撃する
何度も、何度も放たれるキャノンの直撃を受けながらもヤプールの加速は止まらない。

「ウゥ―――ラアアアアアアアアアァアアアアァァ―――――!!」

正しく猪突猛進、怒りの閻魔は最早破滅魔人の攻撃をもってしても止める事は叶わなかった。
ヤプールは勢い良く破滅魔人を殴り倒し、そのまま馬乗りになって手鎌の滅多斬りを浴びせる。
「ギエェ――――――――――ッ!!」

倍以上の体格を持つヤプールに騎乗されてはたまったものではない、ブリッツブロッツはつんざく悲鳴を漏らしながら彼女の顔面に腕を伸ばし、零距離でキャノンを連射する。

至近距離での顔面が破裂するかのような激痛に、ヤプールが悶えている。
その隙に破滅魔人は束縛から抜け出し、彼女に回し蹴りを見舞い再び距離を開けた。

「化け物め・・・汝は死が恐ろしくないのか?我の攻撃を受けてダメージを受けていない筈はない、なのに何故一歩も退かないのだ!?」

「・・・恐れなど抱こう筈がなかろうが・・・ヤプール死すとも、超獣死なずッ!例え貴様に殺されようと、余も超獣も怨念と成りて何度でも蘇る!!貴様を地獄に送るまで、何度でも!」
「うっ・・・」

執念の鬼とも比喩できるヤプールの異常な気迫に、破滅魔人は戦慄した。
彼は相手にしてはならない者の逆鱗に触れてしまっていたのだ、怨念と執念の塊のようなヤプールは、此処でその命を消せたとしても何度でも蘇って牙を剥いてくるであろう、この信じられないタフネスも闘気も、破滅魔人が彼女の逆鱗にさえ触れなければ垣間見る事は無かっただろう。
怒りと憎悪と執念が、まるで光の戦士や仮面の戦士さながらに、彼女の戦闘能力を限界以上に引き出している。

ブリッツブロッツは己の判断ミスを悔やみ、心の中で舌打ちした。

「こいつは闇で在りながら、光や人よりも強い精神を持っている・・・ぬかったわ、ヤプールを殺してから異次元を滅ぼすべきであったか・・・!」

「滅びるのは貴様じゃ、虚無の魔人よ・・・うぅらぁあぁ・・・・」

不気味に呟くヤプールの周囲に、超獣達の怨念のエネルギーが練り上げられていく。





「・・・ごめんよ、僕一人じゃこいつは倒せないみたいだ、もういいからさ、見てないで助けてよ」


――キュウン――


「あらあら、情けない子ねぇ・・・でも、そういう素直なところ、ゼブブと違って可愛いわよぉん」

「ン・・」

「・・・・・」


ブリッツブロッツの呼びかけに、邪悪な気配を放つ3人が、虚空から出現した。
一番最初に現われた者は、銀と黄のタイトなスーツを着た妖艶な笑みを浮かべた女性。
二番目に現われた者は、黒い装束を纏った少女の姿をしている、驚くべき事にその姿は宇宙恐竜ゼットンの特徴そのままであった。

三番目の寡黙な男は上の二人とは明らかに毛色が違う事がよく解る
昆虫を模した銀の体、エースキラーのように大きなエメラルドの瞳、脚に装着された黒いサスペンションのようなパーツが無機質な音を響かせる。

「ッおのれ!伏兵がいたとは・・・!」

「あは、形勢逆転だね・・・僕に・・・・・我に傷をつけた代価、払ってもらおう」

「クッ・・」

「いいわねぇ、リンチなんて、ゾクゾクしちゃうわぁ」

「結末の見えた闘いなど下らん、貴様らで好きに遊ぶがいい」

「ビゾームは父様に会いに来ただけなの・・・」

銀色の男は腕を組んだまま壁にもたれ掛かり、黒い装束の少女も興味なさげにそっぽを向いている。
彼等は私刑に参加する気は毛頭無いようだ。


「・・・一角超獣バキシム――ミサイル超獣ベロクロン――大蟻超獣アリブンタ――喰らい尽くせ、我等が怨敵をッ!」

ヤプールが超獣達の怨念を込めた一撃をボールのように練り上げ、ダメージを受けているブリッツブロッツに向けて放つ
が、
「体制さえ立て直せれば、そんなものはどうという事はない」

刹那、ブリッツブロッツの胸部が開き、開放された心臓のようなパーツで超獣達の叫びを纏うそれを呑み込んだ。

「不味いな・・・それ、返してやるぞ」

一呼吸おいて、彼の胸部から闇色の光線が発射される。

「な、なんじゃ?クッ・・・空間よ、歪め!!」

ヤプールの周囲の空間が湾曲し、強力な力場が彼女の周囲に展開され、強固な防壁へと変化した。
しかし、質量を持たない光線はそれに阻まれる事無くヤプール本人へと喰らい付き、彼女の巨体を引き裂きながら壁際まで吹き飛ばす。

「面白いでしょ?僕の捕食器官は受けたエネルギーを光線に変換して撃ち返せるのさ、例えそれが怨念で練り上げられていようともね」

「ハッ・・アッ、ゴフッ・・・・・よ、余は負けぬ、負けぬぞ、負けるものか!ヤプール八千万の民の死、追従した兵の死、この怨み晴らさでおくべきか!!」

「ウフ、こういう子いいわよねぇ、痛めがいがあるわ・・・ブロッツ、すぐに殺しちゃ嫌よぉん?」

「勿論さカミーラ、たっぷりと魂を搾り出してあげなきゃね、クックック・・・」

カミーラと呼ばれた女の腕から光の鞭が伸び、ヤプールの切り裂かれた部位を正確に、勢いよく打つ、打つ、打つ――――

彼女の身体に刻まれた生傷が一打事にひしゃげて血飛沫が噴き出し、肉が削られ横薙ぎに散らばる。
人間ならばとっくにショック死するであろう、まさに地獄の責め苦、閻魔と呼ばれた彼女がそれを受けるとはなんとも皮肉めいている。

「そらそらそらそらぁあああ!!どうよ?どうなのよ?ねぇ?何とかお言いッ!!」

跡形も無くなってしまうのでは無いかと思える程の暴風のような鞭の乱舞、一撃一撃が破滅魔人級の破壊力なのだ、ヤプールと言えど既に事切れていてもおかしくはない。

「・・・・」

「あらん、ちょっと激しかったかしら・・・ごめんねぇ・・・死んじゃ駄目なのよ?」

カミーラが恍惚とした表情を曇らせて、ヤプールの死を危惧する。
最高級の玩具が早々に電池切れでは、彼女もたまらないのだろう。

「・・・め・・目に、もの、みせて、くれ・・・る・・・・」

「ほぅ」

「凄いの・・・生きてるの」

銀の男と黒い少女がヤプールの生命力に驚きの声を漏らした。

彼らが相手にした者でこれ程の抵抗を見せたものは過去にも数えるほどしかいない。

「コックローチかい、君は?タフさは破滅魔人である僕らを凌いでるね・・・カミーラ、やっぱりこいつは殺せる内に殺しておくべきだと思うよ」

「なぁに?それ、私に命令しているのかしら?」

「命令じゃない、一意見だよ、楽しむのもいいけどさ、任務に支障をきたしちゃ意味がないだろう?」

「私、そういう指図が一番嫌いなのよね・・・・私は私が楽しむ為に協力しているだけ、ビゾームもシャドームーンも、それぞれの契約で協力しているだけ、指図される云われは無いわね」

「・・・付け上がるなよ?此処で契約を破棄しても良いのだぞ?死に損ないの小娘が・・・」

「・・・んだとコラ、シャバ僧がぁ、てめ~から先に気持ちよくしてやろうか?」

(千載一遇のチャンスとは、この事じゃな・・・)

「出でよ、究極超獣・・・余の血肉を喰らい、余の意思を受け継げ・・・」

ヤプールの言葉一つ一つを噛み締めるかのように空気が振動し出す、やがてそれは激しさを増し次元の裂け目を創り出してゆく。

「!?・・・これは?貴女何を・・・」

「チッ、言わんこっちゃない!奴の隠し玉に決まっている!!」

「タイラント、ババルウ、此処で朽ちるでないぞ・・・・・さぁ吼えよ!究極超獣Uキラ――――


『 『 なりませぬぞぉお!陛下ぁあああぁあ!! 』 』


究極超獣が現われようとした瞬間に、扉を蹴破り現われた二つの暑苦しい声が木霊した。
「お、お前達・・・何故此処に来た!?」

「何を仰るか、我ら陛下の呼び声に馳せ参じた次第ッ!!」

驚きと疑問に文字通り目をきょとんとさせるヤプール、同時に究極超獣を呼び出す為に念じていた念力が途絶える。
彼女は彼らを呼びつけて等いなかったのだ、タイラントが聴き取ったものは虫の知らせとでも言うべきものであった。
それは大きな絆が生み出した、悪魔に訪れたごく小さな奇跡。


「あぁ、陛下、これ程までに傷ついて・・・貴様等、醜く散る覚悟は出来ているんだろうな?」

ババルウ星人が腕をクロスさせ、獅子のたてがみを持つ紅蓮の戦士、ウルトラマンレオへと変身した。

「イヤァ―――ッ!」

「グゥルルルルル・・・そのハラワタ、ギタギタに引き裂いてくれるわぁッ!」

「ヤプールの手下が今更きたところで何ができる」

「ウフッ、溢れてきちゃう・・・貴方達でストレス発散させてもらうわぁん」



「・・・・・・・・・・来るの・・・・父様が」

「この気配、似ている、仮面ライダーブラック、南光太郎ッ・・・!」




―――――――――――――――――――――

―――――――――――――

―――――――

さて、主役は揃いました
改めまして、彼らを紹介致しましょう

闇の身体と光の心で希望を求めるウルトラマン 「ティガ・・・早田純」
闇の身体と混沌の心で愛を求めるウルトラマン 「イーヴィルティガ」
最強の兵器として生み出された、孤高の宇宙恐竜 「ゼットンのゼン」
正義の為に命を燃やす、強き仮面ライダー 「空我・・・城シゲル」
地球侵略を企み、愛する同胞と故郷をかの者に抹消された異次元の王 「ヤプール」
朽ちた身体に紛いの命を宿らせた、悲哀の戦闘獣 「ビゾーム」
運命に縛られ、地獄へも渡れぬ久遠の囚人 「シャドウムーン」

と、同時に長らく続きました「未来から来たちゃぶ台星人」
此処で終幕と相成ります

そしてこれより始まる物語

ウルトラマンや仮面ライダー、怪獣達の名を冠する訳には行かないかもしれません
これより先は、何時、誰がこの物語から消えてゆくのか見当がつきません故・・・
・・・まぁ、しかし一応版権ですので、その意味でウルトラマンの名はつけておきましょうか

それでは次回より始まる物語

「ウルトラマンUNTITLED」


今少し、私の及ばない文章と絵を見て頂けたらばと思います。
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(2007/11/30(金) 14:36)

 みらちゃぶ第85話「アナイアレイター」


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ゴルゴダ中区~喰我撃破直後~


基地の中区内で通信をする少女が一人―――

外見はその場に似つかわしくない幼い少女であるが、角度によって色が変わる虹色の瞳に、青く巨大な髪飾りと額から伸びる二本の角
全身を覆う紅色のローブは高貴なイメージを醸している、何よりもその手に握られた戦鎌が只の少女では無い事を物語っていた。

「・・・軍はほぼ壊滅、女ヤプール指令を含む超獣軍団、及びブラックサタン様とエースキラー様は戦死なされました」
「エースキラーまでもが倒されたか・・・ならばそちらは戦闘を止め、異次元へ帰還せよ」
「ヤプール陛下!我らはまだッ―――
「余に反論は許さぬ、他の兵にもそう伝えよ」
「何故です!?我等の野望は・・・地球の制圧はっ!?」
「・・・家臣を護るのもまた、王の務めじゃ、通信を切る」

―――ブン―――

「・・・ウルトラ兄弟どもに我等の意思は決して潰させはせぬ、再び力を蓄え、次こそはお前達が必ず地球を・・・!」


「やほ~やぷちゃん、元気してる?」

突如聴こえる能天気な声に、ヤプールが振り向く
其処には純達より若干若いだろうと推測される外見の少年が柱にもたれ掛かっていた。
白銀の無造作な髪の毛と漆黒の瞳、モノクロツートンの奇妙な衣装は道化師のようにもみえる。
「・・・破滅魔人、余達は貴様等には手を出さぬと言った筈、此処に何の用じゃ」
「うん、君達が地球を攻撃してくれたお蔭でぇ~、すっごぉーくマイナスエネルギーが貯まったんだよね~、だから御礼しなきゃって!」
「・・・礼じゃと?」
「痛み、恐怖、絶望、憎悪、悔恨、そんなサイコーの魂を一杯くれたからさぁ、お礼に君が驚くものを見せてあげようかな~なんて」

破滅魔人が合図をするかのように、振り上げた手をグッと握り締める。

「貴様、何を・・・!?」
「わぁ、すっごいや、早速集まってきたよ!痛みと恐怖が・・・ほんと、ゼブブは仕事が速いよねぇ~」
「答えよと言うておる!」
ヤプールの真紅の鎌が破滅魔人の首を捉え、殺気を込めたその鎌には魔人の首が写り込む。
だが、彼は狼狽するどころかニヤニヤと笑みを浮かべていた。
「君の絶望が欲しかったんだよね、エースキラーのお兄ちゃんの恐怖と悔恨は滅茶苦茶質が良かったし~」


「・・・・」


「・・・・・僕らが異次元には手を出せないとでも思った?やぷちゃんが今考えている、最悪のシナリオを思い浮かべたら、それが正解さ」
「・・・ま、まさか・・・貴様我等の故郷を・・・?」
「やっぱり君達がしてるみたいに兵を送ってじわじわ殺すのが一番マイナスエネルギーが良く集まるね、世界ごと壊しちゃうと楽だけど全然集まらないんだよね~」
「まぁ、君等も地球の生命体を散々壊して来たんだから、これで痛み別けじゃん?君等は利用済みだし、もういいかなって」


「・・・・・・・・・・な、なんという・・・事を・・・・・・・・・・・・」

女王の表情が苦痛に歪み、負の感情に牙が唇にめり込んで血を滴らせた。
野望と希望を託した仲間達と故郷を、一瞬にして蹂躙されていく憎悪と絶望の想いに、彼女の瞳孔が獣の如く見開かれる。
「アハハ、凄い凄い!やっぱり君は魂の質が段違いだよ!ん~絶望と憎悪かぁ、悔恨もちょびっとあるね」
「許さぬ貴様ぁ!!ヤプールの民の痛み、貴様にも味合せてくれるわ!!」
その言葉を合図に、ヤプールの姿が幼い少女から威圧感を放つ怪物へと瞬時に変化した。
赤い体色に伸びる二本角と牙、破滅魔人の倍はあろうかという巨体は地獄の王、閻魔を彷彿とさせる。
「余は次元魔王ヤプール、異界の覇者の名を以って貴様を裁く!」
「フフッ、君の痛みと恐怖ももらうけど・・・・良いよね?」
破滅魔人と呼ばれた者がマントを翻すと、中性的な若者から白と黒の怪鳥へと変わった
チェスを彷彿とさせるその配色と道化のようないでたちで、ヤプールと同じように大見得を切ってみせる。
「我は破滅魔人ブリッツブロッツ、人も光も闇も全ては我が神の為に在る・・・汝に破滅と絶望を、主に命と慟哭を」











――――――――グルルル・・・

ゼット―――――ン・・・

「む・・?」
「はっ・・・はぁ・・・なんだ、闘いの最中に考え事か?」
「呼んでいる・・・陛下が、闘っている、何者かと・・・・ゼットン、決闘は後にとっておくぞ!どうにも嫌な予感がよぎるわ!」
「なっ・・・おいっ!」



狼狽するゼンを尻目に満身創痍の体を省みず、タイラントは中心区域へと向かっていった。
唐突に興を削がれた彼女は、子供のようにブー垂れているような、嫉妬しているかのような、複雑な表情を浮かべる。
「チッ・・・・熱くさせておいて、勝手な奴・・・・・・・・・・・・・・・・おいメフィラス、ヤプールと闘っているのは変態眼鏡達か?」
「純君達は今私の母艦にいるが・・・・兎も角、あの超獣がヤプールの元へ戻ったという事はゲートも開いている筈だな」
「ゼンは奴を追うからな」
「・・・いや、一度合流しよう、応急処置でもしておいた方がいい」
「指図するな、ゼンはまだお前を許した訳じゃぁない」
「万一君に何かあったら、エレン君やあのガヴァドンが泣くと思うが・・・」
「・・・ぐっ」
「君の上空に母艦を移動させたから、ちょっと飛んで来たまえ」
彼の口上に巻かれているのは解っていながらも、その名前を出されると弱いゼンであった。




~ゴルゴダ最終ゲート付近~


「ワハハハハハ!よく来たなウルトラ兄弟!私はこの宇宙で最も美しい美の使者・・・ヤプール様第一の僕ぇぇッ!」
バッバッバッ!(荒ぶる鷹のポーズ)
「あらゆる者へ姿を変える変幻自在のファンタスティックテクニック!不信幻師ぃぃ・・・・ババルウだ!」
ドドーン!(スーパー戦隊爆発)
「・・・いや、まてよ・・・出だしはフッハハハハ にしてよく来たな哀れなラム肉共よ~に繋げた方が壮大かもしれないな」
「ッこの、馬鹿者が!そんな事はどうでもよいわ!陛下の呼び掛けに気付かなかったのか貴様!?」
「おや、タイラントか、この宇宙美の象徴ことヤプール軍最強の美しきババルウに何用かな?」
「陛下が何者かと交戦している、万一という事も有り得る・・・加勢にゆくぞ!」
「ぬっ!私の陛下がピンチだと!?・・・・何を愚図愚図しているタイラントぉッ!貴様には忠義というものが無いのかっ!!」
「・・・」
ヤプール軍4将の一人、不信幻師ババルウ星人はメトロ並にうざかった。

それでもタイラントは彼を4将の誰よりも信頼している、自分と肩を並べる事を許されたその実力だけでなく、何よりも彼の主への忠誠心が真である事を知っているから。
彼もタイラントも、ヤプールの為ならば命を棄てる事をも厭わないだろう、その想いは何らウルトラマン達と変わる事は無い。

ブラックサタンはヤプールの座を狙っていたし、エースキラーは主への忠誠心こそあったがその想いが歪みすぎていた、仲間として信用出来ぬ裏もある。

ババルウはヤプール人でも超獣でもなかったがその一本気な性格はタイラントと通じるものがあった。

「・・・一つ訂正しろ、陛下は「俺の」だ」
「ハッハ!爬虫類面が何を言っている・・・あの方のような儚き蝶には、私という名の官能の蜜が必要なのだよ」
「解っていないな貴様・・・ああいうお方は俺のような鍛えぬいた漢にコロッといくものだ、貴様には漢のフェロモンが足りんわ」
「ほぉう、ならば陛下のピンチを救う決定打となった方が、告白タイム権奪取という事でどうだ?」
「グフフフ・・・良かろう、腕がなるわ!」
ぶんぶんとアンカー鉄球を振り回しながら自信満々に笑みをつくるタイラント、アンカーが音を立てて空を切る
告白チャンス=成就に直結している幸せな二人は主の居る中区へと歩を急ぐ、其処に待つ悪魔を討ち倒す為に。





さて、場面転換が目まぐるしい事を謝罪しつつ・・・~メフィラス母艦~






母艦にたどり着いたゼンは信じられない光景を目の当たりにしていた。

その対象はぐったりしている純でも、純に謝り倒しているシゲルでも、メトロの淹れた茶を啜るエースとゾフィーでもない
あの弱弱しかったエレキングの少女が、小さくて愛くるしかった無垢な体が・・・・恐るべき事に大きな二つのプリンを揺らして走ってくるではないか
「あっ、ゼンおねぇちゃんだ!」
「シャゲぇえええぇええええええっぇぇ――――――――――!!??」
普段の冷徹ぶりからは想像出来ない雄叫びをあげて、ゼンが大げさに後ずさった
「ふぇ?」
「はしたない子だねぇ君は、怪獣みたいな声を出して・・・」
「メ、メフィラス!誰だこいつは!?」
「おや、君は盲目になったのかい?」
「抜かせ!エレンはもっとこう、小さかった筈だ・・・これは、でかいじゃないか、その・・色々とッ!」
「いやいや、ち○こはそれほどこんもりしていないと思うぞ、ホラ私の方が――――
彼が露出行為に及ぶ前に、ゼンの炎が辺りを赤く染め、メトロを包み込む。
ドロドロと溶解し始める彼に、慌ててバルが消火剤をぶっかける。
「汚物は失せろ」
バブルスライムの如く変形したメトロに、彼女は寒気のする程冷たい眼差しで吐き捨てた。
その場の空気までも冷たく凍てつく。
「・・・僕改造されたんだよ、おねぇちゃん、だから外見変わっちゃったの」
「改造、だと? 何故だ!お前はゼンが護ると言った筈だ、お前は兵器に成る必要は無かった!!」
「ま、まぁ待てよ、俺も始めは反対したけどよぉ・・・・」
「M男は黙れ」
「はい、すいませんでした女王様」
(もぉ、すぐデレデレするんだからぁ・・・・ていうかご主人様ってM男なんだ・・・)
「ったくシゲルは本当にドMだな・・・なぁゼン、お前の怒りも最もだ・・・確かにロリは俺達にとって国宝に等しへぶぁべしッ!!」
「眼鏡割るぞロリコン」
「マジすんません!マジすんません!これ以上は死んでしまいましゅあぎゃsdじdじぇいfじぇいjry!!」


空気の読める大人なエースとゾフィーとバルは、黙って静観していた・・・・ゼンからかなりの距離を取って。
(すまない弟よ・・・傍観する兄を許してくれ、私じゃゼットンはどうにもならんから・・・)
「ゼン・・・・改造したのは私だよ、八つ当たりはよくないな・・・当たるならこの私にしたまえ」
「貴様はまたゼットンを創ったんだな・・・」
哀しむかのような物言いとは裏腹に、怒りの熱が鉄の地面を沸騰させている
俯いたままメフィラスを見上げる視線からは、空気すら焦がす焼け付く殺気を放ちながら。
メフィラス星人と宇宙恐竜ゼットンの親子喧嘩はゾッとしない。
今にも殺し合いが始まりそうな雰囲気を察知して、エレンが慌てて言葉を紡ぐ
「あ、あのねっ、お姉ちゃん!僕は自分で改造して欲しいって言ったんだよ、メフィラスさんは何も強要なんてしてないの」
「・・・お前は怪獣から戦闘兵器になるという事がどういう事か解っていないな、超獣と何も変わらない存在になるんだぞ?」
「超獣と同じじゃないよ・・・僕は皆を護る仮面ライダーになったんだもん!弱い人を助けて、怪獣の僕でも人間と仲良く出来るなら、僕はこの力を幸せな強さだって思ってるよ」
「下らん、何が仮面ライダーだ・・・怪獣と人間は仲良くなど出来やしない、怪獣は怪獣、人間は人間だ、その力は絶対に畏怖されるぞ、特に脆弱な人間どもにはな」

「おいコラ、仮面ライダーが下らねぇとは聞き捨てならねぇな・・・訂正しろよ」

仮面ライダーという存在を卑下されて黙っていられるシゲルではない、それはユリ子や他のライダー達、エレンや自分の全てを馬鹿にされているに等しい、それだけは絶対に彼は許せないのだ。
「早死にしたいのか、貴様?」
「へぇ・・・上等ッ」
アルティメットフォームを会得した空我の戦闘能力は恐らくゼンを凌いでいるだろう。
ライジングフォーム時でさえ超電子化したエレンやバル、メトロの三人を圧倒したのだから、それは想像に難くない。
・・・最も、彼はまだ自分の意思で究極態に成る事は出来ないのだが。
「・・・なんで、いつも喧嘩になっちゃうのかな・・・お姉ちゃんはなんでいつも酷い事言うの?本当はとっても優しいのに・・・」
「エレン・・・」
「馬鹿を・・・ゼットンに優しさなど無い、ただ、ゼンはお前を死なせたくない、それだけだ」
(やれやれ、それを優しさと言うんだけどね・・・)
「まぁ、私が許せないのならそれでいいさ、だが今は仲間内で争っている場合じゃぁない、それも解ってもらいたいな」
メフィラスがゼンに視線を送った後に、チラリとシゲルにも視線を合せた。
その視線に喰我であった時を思い起こしたのか、ばつ悪そうに鼻を鳴らす彼を見てメフィラスは我ながら意地が悪いなと心中で苦笑する。
「取り敢えず、応急処置で動けそうな者で中区に向かおう、そうだな・・・」
メフィラスがスッと軽く周囲を見遣る
「うーん、純君とメトロ、イーヴィル君以外は全員いけそうだね」
「ヤプールは私にとっても因縁深い相手だからな、老体に鞭打ってでも同行しよう、なぁ兄さん」
「勿論だエース、まぁ我々はこの星では数分程度しかエネルギーが持たないようだが・・・最も、あの宇宙恐竜が味方なのだから、心配は無用かな?」

「ゼンはウルトラマンと馴れ合う気は―――

「お姉ちゃん・・・ぐすん・・・」
「クッ・・・解った、解っているから泣くな!」
「んっ!おねぇ~~ちゃん♪」
擦り寄ってくるエレンに戸惑いながらこれはこれで可愛いかも・・・等と考えてしまうゼンであった。
そしてそれを見るいやらしい3つの視線。



(なぁ、メトロ、あれってすげぇ百合臭くね?4つの巨大プッチンプリンがせめぎあってね?)
(案ずるな、無論隠し撮りしている)
(おめぇらガキだなぁ・・・俺は家に帰ったら普通にエレンと風呂で電気マッサーry)
(う、羨ましくなんか無いんだからね!!俺なんかゼンと毎日SMしてるぜ!素人にはちょっとお勧め出来ない諸刃の快楽)
(というかお前あれだ、イーヴィルならなんでもしてくれそうじゃないか・・・?)
(いやぁ・・・妹みたいなのに好き好きされてみろ、引くぞ・・・・あれと同じだ、しかもあいつ乳がCなんだぜ?俺AかD↑じゃないと認めないから)
(いやぁあの手のタイプは侮れねぇぜ?乳は兎も角、眼鏡外したらかなり可愛いタイプだなありゃ)
(ゾフィー隊長ごめんなさい☆なんつってな)
(どことなく毎日迎えに来てくれる幼馴染みみたいな雰囲気もあるよな)
(いや、デレデレ委員長って感じだろ・・・あいつ頭は良いし眼鏡だし)
(えっ、あいつデレあんの!?)
(奴はいつもデレデレですが何か)
(俺はツンしか味わってねぇわ・・・)
(エレンたんがデレだからいいだろ・・・その分俺とかゼンにツン喰らってるからむしろマイナス)


(・・・手前も話題に上げて欲しい・・・やはり色気が足らんので御座ろうか・・・しゅん・・)







拍手お礼

あっ!場合によってはロボライダーより硬い人だ!

■平成だと一番昭和の香りがしますね、剣崎は。
 橘さんも格好よかったし、スパ食べてる顔とか特に。

おぉ!ブレイドのリクした者です!この度は本当にいい物をありがとう御座いました!

■いえいえ、お気に召して頂けたならとても嬉しく思います~

ブレイドのマークがクラブになってる(正しくはスペードなのに……)

■すいません、どのくらい突っ込みくるのか遊んでみました。
 剣のマークはクローバーではなく、仰るとおりのスペードですね。



外見が変わっても、使う言葉はやっぱりオンドゥル語…?

■女の子がオンドゥル語なら、ドジで痛い感じの電波っ娘になると思うんだ!


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(2007/11/22(木) 12:21)

 エースキラー様!もっと愛を込めてッ!!
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ちょうどリクエストにエースキラーがあったのでウホッなエースキラー。
殴り書きでサーセン。
他にもびびんと来たリクエストがいくつかあったので追々・・・

これが本邦初公開、アンドロ化前の生エースキラー。
すげぇぜ、どうみても変態だ!
4将はブラックサタン以外みんなヤプール様が大好きなロリコン野郎の集いです。

生き返ったらギャグ要素も入れたいナァ・・・
元々キャラ崩壊してるからどんなに壊しても大丈夫そうだし。


ところで↓をみてくれ、こいつをどう思う?
エアーマンがryを聴きながら作業していたら急に思いついたんだ。
http://www.youtube.com/watch?v=26hIA0CT2tk&feature=relatedのBGMに合せて歌ってみてくれ、きっと無駄な時間を過ごせたと実感できると思う。


ウルトラマン兄弟が倒せない~エースキラー版~
作詞 エースキラー
作曲 俺じゃない事は確か
ボーカル 俺

気がついたら追い詰められて死亡
フリーザとセルが哂ってやがる
諦めずに復活の隙を狙っているけど
また咬ませ犬かもナッ・・・
ヤプール様が居れば、愛の補充には事欠かないんだガ

何回やっても 何回やっても
ウルトラマンが倒せないゼ(ウッドマンっぽく発音)
あの登場何度シュミしても読めない
ジャックは殺してみたけどいずれは母がザオリク
光線連打も試してみたけど本家が相手じゃ意味が無い!

だから次は絶対殺る為に、俺は暴君とだけは足並み合せとく!


敵にばかり強い奴が多すぎだろ?
ゼットンはマジで反則だかラ・・・
諦めずにイーヴィルティガの脳を弄るけど
すぐに記憶取り戻す
俺の体の外装は、どんなビームも弾ける設定なんだが

何回やっても 何回やっても
ゼットンが倒せないゼ
メテオ火球?弾ける訳がねぇだロッ!!
ゼットンシャッター、あれは最早スーパーチートの領域
土下座連打も試してみたけどゼットン女はマジでS

だから次は絶対殺生きる為、俺はゼットン相手にご機嫌とっておく!


ヤプール様が居れば、愛の補充には事欠かないんだガ
何回やっても 何回やっても
ウルトラマンが倒せないゼ
あの登場何度シュミしても読めない
この場を凌いでみたけどいずれは兄弟が揃う(ジョワ!ヘァッ!ダァッ!!)
捏造光線試してみたけど負荷がでかすぎて使えねぇ!
だから次は絶対殺る為に、俺はバラバ辺りとコンビを組んでおく!



拍手お礼

シルバーブルーメかぁ…正直、MAC食べたという印象しか無いッス(苦笑)でも、何故か好きな円盤生物だったりします

■あれは衝撃的でしたからね~
 FE3で相手にした時はS取るのが難しくてコントローラー投げました。


「朝はMACに限るよね」…ある意味洒落にならないなと思いつつ爆笑!

■ブルーメに喰われてる基地がハンバーガーに見えて仕方ありませんでした。


未来から来たちゃぶ台星人 | 固定リンク | トラックバック:0 | レス:7
(2007/11/19(月) 09:48)

 第84話「さらば喰我、誓いのドラゴンライダーキック!」
40万超え企画、やっぱり怪獣擬人化しろーっていう意見が一番多いみたいです。
平成ライダーとかも要望が多かったので今後視野に入れていこうかなぁなんて思っていますですよ。
定期的に要望をみて、ビビンと来たら描こうと思っていますのでどしどし御意見お願いします><


さてさて、みらちゃぶ本編ですが、仮面ライダー喰我最終回のお知らせです。
めそめそ☆


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―――――――――

「ハァッ!」

「ぬうぅッ」

ライジングタイタンの太刀とDソードベガが何度も交錯し、鍔迫り合う、一見拮抗しているかのように見える力の押し合い。
だが、強化された喰我の腕力は、最早超人でも耐え凌げる次元を超越していた。

数分と持たずにデカマスターのDソードが競り負け、彼はその身体ごと思いっきり弾き飛ばされる。

「カハッ・・・なんという・・・!」
「メトロ殿!? おのれ!」

フォフォフォフォフォフォ―――
バルの姿が数十体にも分裂し、軍隊のように統一された動きで無数の赤い光弾と白い光弾が連射される。
喰我目掛けて放たれた鮮明なコントラストと共に、爆音が響き渡った。
「つぁッ!?」
凄まじい爆発と衝撃が、喰我の装甲を通して中身にダメージが注がれてゆく。

宇宙忍者は再び一体へと戻り、今度は彼の真上にテレポートする。
ダイヤモンドよりも硬い彼女達バルタンの二対の鋏が、ハンマーのように重い一撃を喰我へと見舞う。

怪人達とは一線を画す宇宙忍者の奇襲に、彼は堪らず片膝をついた。

「メトロ殿、エレン殿!」
バルがその場を飛びのくと同時に二人の必殺技が彼へと迫る。
「Dソード・ベガ、ぬぅん・・・・・ベガ・スラァッシュ!!」
「・・・・超電子メテオブレード!」

半月を描き、繰り出される稲妻と炎を纏ったケルベロスの一閃が

ゼットンのエネルギーを雷へと変換し、ストロンガーの超電子と共に発射される稲妻の刃が

喰我の太刀と鉄壁の装甲を切り裂き、その内部へ熱と稲妻を流し込む。
「ぐぉおおぁああッ――――――!!」
「ご主人様・・」
「致命傷とまではいかない筈だが、暫くは立てまい・・」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・舐めるなよ」

「なっ!?」

切り裂かれた装甲から湯気を上げながらも、彼は仁王立ちし三人を見据えていた。


その装甲は黒く変貌している、そしてそれは電撃や熱で装甲が焦げた黒ではなく、漆を塗ったかのように光を反射する黒であった。

エレン達は致命的な過ちを犯したのだ、最も、それは現段階では気付きようも無い事ではあったのだが・・・

彼は追い詰められる程に力を覚醒させる「仮面ライダー」であり、電気の力を操る「ストロンガー」であり、また電気の力で強化されていく「クウガ」

その彼にダメージこそ与えたが、同時に尋常では無い電気エネルギーをも与えてしまった。
そのエネルギーは彼を更なる進化、黒と金の戦士へと昇華させていた。

「また変わっただと?何処まで進化するんだあいつは・・・」
「俺は負けねぇ、負けらんねぇよ・・・負けた奴は正義じゃねぇ・・・・」

「もう止めて!ご主人様、僕もうやだよぉ・・・止めてよぉ、お願い・・・」
「エレン殿・・」
怪獣から人の姿へと戻ったエレンの瞳から雫が珠となって零れ落ちた

「エ・・・レン・・ぐ、、おお、、、」




―――俺は仮面ライダー、弱い者を救い、悪を倒す正義の戦士だ


すごーい、じゃあご主人様はとっても強いんだね!
ああ、俺は誰にも負けねぇぜ!・・・だけどなエレン、強いだけじゃ仮面ライダーじゃあねぇんだ、それじゃ怪人と変わんねぇ。
力の強さよりも、誰かを助けたいって想いと、絶対に挫けない気持ち、それが仮面ライダーの、いや人間の本当の力だ。

んー、良く解んないけどぉ・・・・心の強さが大事ってこと?
あぁ、そうだ、例え力が弱くても強い心で戦う姿勢、それはきっと皆を強くする勇気の力になるんだ。

俺は絶望したり、悲しんでいる人達をそうして救いたい、その為の力なんだよ。
じゃあじゃあ、僕もかめんらいだぁになりたいよ!怪獣でもなれるかな?
なれるさ、外見や種族なんて関係ない、「想い」が仮面ライダーを生むんだ――――――






「お、俺は仮面ライダー・・・弱い奴はライダーじゃ・・ねぇ・・・だが・・違うってのか?」
「違うよ、ご主人様前に言ってくれたもん、強い「力」じゃなく、強い「想い」が仮面ライダーなんだって!」
「そんなご主人様と一緒に闘いたいから、そんな仮面ライダーになりたいから僕は改造されても良いと思った!相手を殺す為に力を求めたんじゃない!そんな仮面ライダーなら僕は成りたくなんか無かったんだからっ!!」


「うっ・・・俺は、違う、この俺の力こそが平和を呼ぶんだ!そんなもんは甘っちょろい幻想なんだぁあ!!」


「ご主人・・・様・・・・」







「無駄だぜ、エレンたん、そいつは昔っから頑固者だからさぁ、優柔不断な俺と違ってね」

喰我の背後にいつの間にか眼鏡を掛けた青年が立っていた。


「純!」
「純殿!」
「パパっ!」

「メトロ・・・お前なんでデカマスター・・・」

「かっこいいだろう」
「俺はジュウレン世代なんだ、どう考えてもバンドーラ様万歳だろ」
「年がばれるぞ、その発言」

「うっせ、まぁ、後は俺に任せてくれや、一応俺の親友だからこいつ」

「純・・・お前も俺が間違ってるって言いてぇのかよ?」
「間違っちゃいないさ、弱いだけじゃ救えない命があるのも確かだ、だけど強いだけじゃ人の魂は救えない」

「そう・・・恐れも痛みも、繰り返すだけだ・・」


最強の闇の戦士として生まれ、数多の命を奪ってきた過去を思い出し、純は唇を噛み締めた。
しかし、目の前の親友の為に直ぐに気持ちを切り替える。


「そうだ、イーヴィルからお前へ伝言があるぜ」
「・・・なんだよ」

「強い漢だと思っていたけれど、石っころに良い様に支配されて喜んでるなんて見込み違いでしたわ、早く死ねば?―――だとよ」

「・・・・んなっ!誰の為に助けに来たと思っていやがるあのアマァ!!」
「そっちのがいつものお前らしくて良いぜ?」
怒号する喰我を、純が悪戯っぽく茶化す。
「なぁシゲル、お前がやりたいようにやって、行き着いた果てがそれなら俺は何も言わない」
「けど今のお前は考える事を放棄して、力に負けて甘さにすがってるだけだ、此処に来る前の俺みたいに」
「だから、眼ぇ覚ませ」


言い放ち、純はスパークレンスを掲げその姿をウルトラマンティガへと変えた。
「ケッ、貧弱野郎が・・・俺にサシ挑もうってのか?」
「・・・来いよ」
純の、ティガの言葉を合図に黒い喰我は瞬時に距離を詰め、彼に殴りかかる
一撃で戦車をも破壊する殴打が、ティガの顔面を直撃した。
「ウラララララァッ!!」
ついで放たれる暴風のような拳の乱舞。
「・・・ッ・・・・!!」
五臓が破裂するようなパンチの嵐に、ティガが膝をつきそのまま大の字に倒れ、激しく咳き込む。
「どうしたぁ!お前も結局俺の力にのされてんじゃねぇか!?」
「ゴフッ・・っうぅ・・まだまだぁ・・・」
「・・・・うぉぁああああああああ!!」
喰我が大の字に倒れたティガにストンピングを叩き込む、何度も、何度も叩き込んだ。
脚が腹へと振り下ろされる度にティガの痛烈な悲鳴が響き渡ってゆく。
「パパァ・・・やだ・・ご主人様もう駄目!パパ本当に死んじゃうからッ!!!」
「ぬううぅ・・」
今にも両者に割って入りそうなエレンを必死に押さえながらも、メトロはその凄惨な場面から決して眼を逸らさない。
長い年月を得て純は彼にとってもかけがえの無い友となっていた、本当なら彼も止めに入りたい気持ちで一杯の筈だ。


だが、今それをすれば、純の身を挺して伝えようとしている事を無碍にしてしまう、彼はそれを知っている、だから手は出せない。


「一体純殿は何をしたいのだ、手前には理解出来ぬ・・・」

「シゲル君を元に戻すのにあれ程有効な手段は無いかもしれないね、信じあう友だから伝わる手段もある、他人にはそれが理解出来ない事だとしてもね・・・そう、迷い、傷つけ、庇い、肩を抱き合う、だから人間は美しい」
バルの疑問に、メトロの通信機を通してそれを見ているメフィラスが感慨深げに呟いた。
(地球を滅亡させるなど、絶対にさせやしない、彼らのような美しい者達がいる限り・・・絶対にだ)
「ウラァ!はっ・・・はぁ・・・はぁ・・・・どうだ、もう動けないだろうが」
ボロ雑巾のように横たわるティガを喰我が見下ろす
「・・・・・・かよ」
「満足したか、、よ?相手を叩きのめすだけで、ウグッ・・・くっ、た、楽しかったかよ?」
「なっ!?・・・う!・・・あ・・・」
―――殺せ―――
「う・・・」
――――殺すのだ、お前は最強の戦士、その力で全てを滅ぼす――――
「俺はクウガ・・・俺は最強の・・・ライダー・・」
「ばか・・・ばかぁあああああああ―――!!」
「エレンたん?」
「エ、エレン・・!?」
「ご主人様の、ストロンガーの強さは護る為の強さじゃないの!?壊す為だけの強さなんて、そんなの悪い怪獣とかわらないよ!仮面ライダーは闇を切り裂いて光をもたらすんだもん!だからお願い、ご主人様ぁ・・・・悪い喰我を・・・やっつけてぇ―――ッ!!」
「仮面ライダーは・・闇を切り裂く・・・くっ、クッ、喰我を・・・闇をぉ・・・」
―――戦え、お前だけが最強の称号を得られる、戦い続けるのだ―――
――――私は岬ユリ子、電波人間タックル!一緒に戦うわ!――――
「岬・・・ユリ子・・・」
―――ねぇ城君、悪い怪人を全部倒したら・・・二人で――――
―――貴様はアマダムの宿命からは逃れられない、抗うな、戦ええぇええ!!―――


「・・・そうだ、俺は・・・戦う、それが宿命・・・」


―――そうだ、戦え、もっと、もっと――――




「シゲル・・・」




「戦うぜ俺は、アマダム・・・お前とな・・・・・・・・チャージ・・・アーーーップ!!」




クウガの叫びと共に、装甲が鋭く伸び、角は四つに分かれる。
黒い装甲は更に漆黒へと染まり、その体躯は昆虫の覇王へと相応しい力強さを主張する。
そしてその瞳は漆黒・・・





いや、紅蓮のように「赤」かった

アルティメット・フォーム――――

「俺は約束した、ユリ子と、仲間達と!何が、何があろうと正義を貫くと!」
――――き、貴様、力を与えたこの私に逆らう気か・・・!!――――

「黙れ!そして・・・聞け!」

彼は天を見上げ、左腕を天空に掲げて叫ぶ、仮面ライダーストロンガーであった時と同じように。


天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ――――我、空と成りて悪を討つ・・・・・俺は正義の戦士、仮面ライダー空我!!


「ご主人様ぁぁ・・・」
「へっ・・・けり、つけろよな」


―――お、オオおおオオおおオオおおオオおおオオおおオオおお―――



大見得を切る空我の身体から、邪悪なアマダムの意思が靄となって噴き出た
「おのれぇえ、この我に呑み込めぬ者があろう筈が・・・」
「俺は誓う、友に、仲間に、天空に・・・・もう二度と惑わないってなぁ!  エレンッ!」
「うん!あれだね、ご主人様!」
イーヴィルとの闘いの後から密かに二人で特訓していた、二人の「仮面ライダー」としての必殺技
雷竜と化したエレンの稲妻と尾を纏い、ストロンガーの電気エネルギーを最大にまでチャージさせ、エレンの尾の衝撃と自らの跳躍力を利用して放つ
究極のライダーキック―――奇しくもそれは、二人の進化により更に完成された破壊力を示す。


稲妻と炎を纏い、空我と雷竜が雄たけびをあげる。


「ドラゴン・ライダッー・・・・・キック!!」
「キュイィ―――――――――――ン!」
「ユリ子ぉおおおおおおおおおおおおおおお――――――――ッ!!!!!」



「―――――――ッ」


想いと力を込めた凄まじい蹴りによって、霊石アマダムに秘められた狂気は悲鳴を上げる間も無く消し飛ぶ。
同時にそれは、欲望と破壊の喰我が正義と信念の戦士、仮面ライダーへと生まれ変わった瞬間でもあった。


・・・


雨降って地固まる、この世に止まない雨は無いのだから・・・




――――――――――――

拍手御礼

メトロはシグナルマンだと思ってたのにぃぃ!でもおk

■VRVマスター(CVやらないか)でおk

http://jp.youtube.com/watch?v=coHJG8usPs4 ゾフィーファン必見作品始動!

■うはwwこwwwれwwwわwwww期待せざる負えない。


まさか、まさかの隠し球wデカマスターとか…無駄にテンション上がってくるww

■ノリで出したので今後役に立つかどうかは謎ですw

メトロのあの著作権に関する発言はまさにその通り!、実はエースキラーが失敗作だったなんて可能性を考えてみ(ry

■ほんとうのえーすきらーはうるとらきゅーでもはじきとばします!

そこでエースキラー・リベンジャーですよ

■むしろUキラーザウルス

メトロがデカマスターに変身とはカッコよすぎて意外!その手があったのかと納得。

■次回のメトロ七変身にご期待ください(嘘

未来から来たちゃぶ台星人 | 固定リンク | トラックバック:0 | レス:12
(2007/11/14(水) 01:56)

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