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 ヤプール編 終幕
ghhh.jpg



ブリッツブロッツは確信していた、この世の如何な生命体であれ、破滅魔人に太刀打ちできる者はいないと。

超獣達や四体の将の強さを見る限り、恐らくヤプール本人もそれ程常軌を逸する事は無い筈だからだ。


「所詮は只の宇宙人・・・そうだろう?」


そう、ヤプールと言えど生命ある者は決して虚無から生まれた破滅魔人は下せない、ブリッツブロッツには予知能力等無いが
この戦いの行く末が見えていた、狐はヤプール、自身は狩人。

「我は究極、こんな闘いなど只の戯れよ」

自身の圧倒的勝利で終る






―――――――筈であった。


「故に在り得ない・・・我が壊せぬ標的など、絶対に在り得んッ!!」

突進してくるヤプールを退けるべく、ブリッツブロッツの腕から光波キャノンが放たれ王に直撃する
何度も、何度も放たれるキャノンの直撃を受けながらもヤプールの加速は止まらない。

「ウゥ―――ラアアアアアアアアアァアアアアァァ―――――!!」

正しく猪突猛進、怒りの閻魔は最早破滅魔人の攻撃をもってしても止める事は叶わなかった。
ヤプールは勢い良く破滅魔人を殴り倒し、そのまま馬乗りになって手鎌の滅多斬りを浴びせる。
「ギエェ――――――――――ッ!!」

倍以上の体格を持つヤプールに騎乗されてはたまったものではない、ブリッツブロッツはつんざく悲鳴を漏らしながら彼女の顔面に腕を伸ばし、零距離でキャノンを連射する。

至近距離での顔面が破裂するかのような激痛に、ヤプールが悶えている。
その隙に破滅魔人は束縛から抜け出し、彼女に回し蹴りを見舞い再び距離を開けた。

「化け物め・・・汝は死が恐ろしくないのか?我の攻撃を受けてダメージを受けていない筈はない、なのに何故一歩も退かないのだ!?」

「・・・恐れなど抱こう筈がなかろうが・・・ヤプール死すとも、超獣死なずッ!例え貴様に殺されようと、余も超獣も怨念と成りて何度でも蘇る!!貴様を地獄に送るまで、何度でも!」
「うっ・・・」

執念の鬼とも比喩できるヤプールの異常な気迫に、破滅魔人は戦慄した。
彼は相手にしてはならない者の逆鱗に触れてしまっていたのだ、怨念と執念の塊のようなヤプールは、此処でその命を消せたとしても何度でも蘇って牙を剥いてくるであろう、この信じられないタフネスも闘気も、破滅魔人が彼女の逆鱗にさえ触れなければ垣間見る事は無かっただろう。
怒りと憎悪と執念が、まるで光の戦士や仮面の戦士さながらに、彼女の戦闘能力を限界以上に引き出している。

ブリッツブロッツは己の判断ミスを悔やみ、心の中で舌打ちした。

「こいつは闇で在りながら、光や人よりも強い精神を持っている・・・ぬかったわ、ヤプールを殺してから異次元を滅ぼすべきであったか・・・!」

「滅びるのは貴様じゃ、虚無の魔人よ・・・うぅらぁあぁ・・・・」

不気味に呟くヤプールの周囲に、超獣達の怨念のエネルギーが練り上げられていく。





「・・・ごめんよ、僕一人じゃこいつは倒せないみたいだ、もういいからさ、見てないで助けてよ」


――キュウン――


「あらあら、情けない子ねぇ・・・でも、そういう素直なところ、ゼブブと違って可愛いわよぉん」

「ン・・」

「・・・・・」


ブリッツブロッツの呼びかけに、邪悪な気配を放つ3人が、虚空から出現した。
一番最初に現われた者は、銀と黄のタイトなスーツを着た妖艶な笑みを浮かべた女性。
二番目に現われた者は、黒い装束を纏った少女の姿をしている、驚くべき事にその姿は宇宙恐竜ゼットンの特徴そのままであった。

三番目の寡黙な男は上の二人とは明らかに毛色が違う事がよく解る
昆虫を模した銀の体、エースキラーのように大きなエメラルドの瞳、脚に装着された黒いサスペンションのようなパーツが無機質な音を響かせる。

「ッおのれ!伏兵がいたとは・・・!」

「あは、形勢逆転だね・・・僕に・・・・・我に傷をつけた代価、払ってもらおう」

「クッ・・」

「いいわねぇ、リンチなんて、ゾクゾクしちゃうわぁ」

「結末の見えた闘いなど下らん、貴様らで好きに遊ぶがいい」

「ビゾームは父様に会いに来ただけなの・・・」

銀色の男は腕を組んだまま壁にもたれ掛かり、黒い装束の少女も興味なさげにそっぽを向いている。
彼等は私刑に参加する気は毛頭無いようだ。


「・・・一角超獣バキシム――ミサイル超獣ベロクロン――大蟻超獣アリブンタ――喰らい尽くせ、我等が怨敵をッ!」

ヤプールが超獣達の怨念を込めた一撃をボールのように練り上げ、ダメージを受けているブリッツブロッツに向けて放つ
が、
「体制さえ立て直せれば、そんなものはどうという事はない」

刹那、ブリッツブロッツの胸部が開き、開放された心臓のようなパーツで超獣達の叫びを纏うそれを呑み込んだ。

「不味いな・・・それ、返してやるぞ」

一呼吸おいて、彼の胸部から闇色の光線が発射される。

「な、なんじゃ?クッ・・・空間よ、歪め!!」

ヤプールの周囲の空間が湾曲し、強力な力場が彼女の周囲に展開され、強固な防壁へと変化した。
しかし、質量を持たない光線はそれに阻まれる事無くヤプール本人へと喰らい付き、彼女の巨体を引き裂きながら壁際まで吹き飛ばす。

「面白いでしょ?僕の捕食器官は受けたエネルギーを光線に変換して撃ち返せるのさ、例えそれが怨念で練り上げられていようともね」

「ハッ・・アッ、ゴフッ・・・・・よ、余は負けぬ、負けぬぞ、負けるものか!ヤプール八千万の民の死、追従した兵の死、この怨み晴らさでおくべきか!!」

「ウフ、こういう子いいわよねぇ、痛めがいがあるわ・・・ブロッツ、すぐに殺しちゃ嫌よぉん?」

「勿論さカミーラ、たっぷりと魂を搾り出してあげなきゃね、クックック・・・」

カミーラと呼ばれた女の腕から光の鞭が伸び、ヤプールの切り裂かれた部位を正確に、勢いよく打つ、打つ、打つ――――

彼女の身体に刻まれた生傷が一打事にひしゃげて血飛沫が噴き出し、肉が削られ横薙ぎに散らばる。
人間ならばとっくにショック死するであろう、まさに地獄の責め苦、閻魔と呼ばれた彼女がそれを受けるとはなんとも皮肉めいている。

「そらそらそらそらぁあああ!!どうよ?どうなのよ?ねぇ?何とかお言いッ!!」

跡形も無くなってしまうのでは無いかと思える程の暴風のような鞭の乱舞、一撃一撃が破滅魔人級の破壊力なのだ、ヤプールと言えど既に事切れていてもおかしくはない。

「・・・・」

「あらん、ちょっと激しかったかしら・・・ごめんねぇ・・・死んじゃ駄目なのよ?」

カミーラが恍惚とした表情を曇らせて、ヤプールの死を危惧する。
最高級の玩具が早々に電池切れでは、彼女もたまらないのだろう。

「・・・め・・目に、もの、みせて、くれ・・・る・・・・」

「ほぅ」

「凄いの・・・生きてるの」

銀の男と黒い少女がヤプールの生命力に驚きの声を漏らした。

彼らが相手にした者でこれ程の抵抗を見せたものは過去にも数えるほどしかいない。

「コックローチかい、君は?タフさは破滅魔人である僕らを凌いでるね・・・カミーラ、やっぱりこいつは殺せる内に殺しておくべきだと思うよ」

「なぁに?それ、私に命令しているのかしら?」

「命令じゃない、一意見だよ、楽しむのもいいけどさ、任務に支障をきたしちゃ意味がないだろう?」

「私、そういう指図が一番嫌いなのよね・・・・私は私が楽しむ為に協力しているだけ、ビゾームもシャドームーンも、それぞれの契約で協力しているだけ、指図される云われは無いわね」

「・・・付け上がるなよ?此処で契約を破棄しても良いのだぞ?死に損ないの小娘が・・・」

「・・・んだとコラ、シャバ僧がぁ、てめ~から先に気持ちよくしてやろうか?」

(千載一遇のチャンスとは、この事じゃな・・・)

「出でよ、究極超獣・・・余の血肉を喰らい、余の意思を受け継げ・・・」

ヤプールの言葉一つ一つを噛み締めるかのように空気が振動し出す、やがてそれは激しさを増し次元の裂け目を創り出してゆく。

「!?・・・これは?貴女何を・・・」

「チッ、言わんこっちゃない!奴の隠し玉に決まっている!!」

「タイラント、ババルウ、此処で朽ちるでないぞ・・・・・さぁ吼えよ!究極超獣Uキラ――――


『 『 なりませぬぞぉお!陛下ぁあああぁあ!! 』 』


究極超獣が現われようとした瞬間に、扉を蹴破り現われた二つの暑苦しい声が木霊した。
「お、お前達・・・何故此処に来た!?」

「何を仰るか、我ら陛下の呼び声に馳せ参じた次第ッ!!」

驚きと疑問に文字通り目をきょとんとさせるヤプール、同時に究極超獣を呼び出す為に念じていた念力が途絶える。
彼女は彼らを呼びつけて等いなかったのだ、タイラントが聴き取ったものは虫の知らせとでも言うべきものであった。
それは大きな絆が生み出した、悪魔に訪れたごく小さな奇跡。


「あぁ、陛下、これ程までに傷ついて・・・貴様等、醜く散る覚悟は出来ているんだろうな?」

ババルウ星人が腕をクロスさせ、獅子のたてがみを持つ紅蓮の戦士、ウルトラマンレオへと変身した。

「イヤァ―――ッ!」

「グゥルルルルル・・・そのハラワタ、ギタギタに引き裂いてくれるわぁッ!」

「ヤプールの手下が今更きたところで何ができる」

「ウフッ、溢れてきちゃう・・・貴方達でストレス発散させてもらうわぁん」



「・・・・・・・・・・来るの・・・・父様が」

「この気配、似ている、仮面ライダーブラック、南光太郎ッ・・・!」




―――――――――――――――――――――

―――――――――――――

―――――――

さて、主役は揃いました
改めまして、彼らを紹介致しましょう

闇の身体と光の心で希望を求めるウルトラマン 「ティガ・・・早田純」
闇の身体と混沌の心で愛を求めるウルトラマン 「イーヴィルティガ」
最強の兵器として生み出された、孤高の宇宙恐竜 「ゼットンのゼン」
正義の為に命を燃やす、強き仮面ライダー 「空我・・・城シゲル」
地球侵略を企み、愛する同胞と故郷をかの者に抹消された異次元の王 「ヤプール」
朽ちた身体に紛いの命を宿らせた、悲哀の戦闘獣 「ビゾーム」
運命に縛られ、地獄へも渡れぬ久遠の囚人 「シャドウムーン」

と、同時に長らく続きました「未来から来たちゃぶ台星人」
此処で終幕と相成ります

そしてこれより始まる物語

ウルトラマンや仮面ライダー、怪獣達の名を冠する訳には行かないかもしれません
これより先は、何時、誰がこの物語から消えてゆくのか見当がつきません故・・・
・・・まぁ、しかし一応版権ですので、その意味でウルトラマンの名はつけておきましょうか

それでは次回より始まる物語

「ウルトラマンUNTITLED」


今少し、私の及ばない文章と絵を見て頂けたらばと思います。
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未来から来たちゃぶ台星人 | 固定リンク | トラックバック:0 | レス:10
(2007/11/30(金) 14:36)

 ヤプール様は子供じゃないんだ!
頑なに無理くさいので、此処から飛んで見てくださいOTL
アドレス間違えてたので訂正・・・

http://www.pixiv.net/member.php?id=38581



ヤプール様がついにマイベスト写真集を出しやがりました。
その名も「異次元ばばあ」
・・・・うん、ごめん、深い意味はないんだ。

でもヤプール様は一億七歳なのでポルノには引っかかりません、むしろ塾女です。

拍手お礼

この角度は間違いなくパワードにやられる位置

■マックスの時のゼットンATフィールドでOK

うほwこれは良いゼン…尻尾は上手いこと隠れていると解釈すれば…大丈夫!(気付かなかった人)

■キング嬢の眼鏡とゼンの尻尾は忘れやすい、此処テストにでます。

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(2007/11/29(木) 16:15)

 ゼンだけど何か質問ある?スレ
zen_20071127185430.jpg


最近のゼン。
少し表情の険が取れてきました。
尻尾描き忘れたけど気にしない。

純から地球に帰ったら皆で居酒屋と聞いて内心ワクワクしています、胃袋的な意味で。





拍手お礼


ブルトンたら随分と変わり果てた姿になっちゃって、…ランスかークリアして久しいなー、もっかいやってみようかな…

■最近ゲームをやる時間と気力が減少しているので、したくても出来ない私・・・
 PSPとかでできればなぁ・・・

擬人化ブルトン、元ネタの姿からは想像もつかないほど可愛いです。

■そして想像もつかない程に元ネタがわからないのも仕様ですOTL

エースキラーの復活は酋長の力で。

■ヤプールの立場は∑

ブリッツブロッツはむさ苦しい男達に弱いっと…じゃあタイラントとババルウに(ぇー)しかし、ブルドンとは…大好物です(謎)

ブリッツブロッツはタイラント、ババルウ、シゲルのデスペラードフェロモンで一撃です><



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(2007/11/27(火) 20:27)

 ぴぴるぴるぴる
buru.jpg



リクエストのあった四次元怪獣ブルトン。

これは素直にフード被った女の子にした方が良かったかもしれない・・・

http://www.youtube.com/watch?v=eNVCRdMLS5A&feature=related

ブリッツブロッツの活躍っぷり↑

----

戦国ランスのお町さんがやばいんですが!
なんですかあの私の萌え要素を全て満たしたキャラは!?
九尾の狐、冷たい眼差し、きょぬう、着物、妖怪王、最強スペック・・・あまりの完璧超人ぶりに戦国ランスをやった事も無いのにお町さんの為だけにパーフェクトガイドを買ってしまったぜ!

ああいうのを見るとオリジナルを描きたくなるなぁ。



拍手お礼

マイナスエネルギー…これは80先生登場への伏線ですね!

■めがっさめがっさとだけ言っておきましょう。

ブリッツブロッツが出てくるとは、ガイアファンの私としては嬉しいです(そのうちゾグも登場しそう)。ヤプールvsブリッツブロッツのバトルはどうなるやら楽しみでもあり不安でもあり。

■ヤプールが此処でやられるか、ブリッツブロッツが退場となるのか、続きにご期待下さい!です。

ここに来てまさかのブリッツブロッツ…ワクワクが止まらねぇw…ババルウもタイラントも大好きだぜ!!

■ブリッツブロッツは原作でもかなりの強さでしたからね~
 平成はかなり強豪怪獣が多い気がします。


次元魔王VS破滅魔人の超バトル勃発で益々目が離せないですなあ!!しかしここに来てまさかのババルウ・・・。何にでもなれるなら最強じゃね?しかし四天王、実は変態ばかりですな。ヤンデレ?×1とロリコン×2。やっぱりゾフィーはゼットンに勝てないのか・・・。

■ババルウがブリッツブロッツに変身→破滅魔人撃破→みらちゃぶ最終回のお知らせという至高のコンビネーション。


なんということだ!メトロが戦力外になってしまった!…原因はゼンですか?喰餓ですか?

■ヒドラ並の再生能力を持ったメトロに地獄の苦しみを与えるには地獄の業火しかないしねよや!と判断したゼンの仕業です。



擬人化 | 固定リンク | トラックバック:0 | レス:9
(2007/11/25(日) 12:28)

 みらちゃぶ第85話「アナイアレイター」


olki.jpg




ゴルゴダ中区~喰我撃破直後~


基地の中区内で通信をする少女が一人―――

外見はその場に似つかわしくない幼い少女であるが、角度によって色が変わる虹色の瞳に、青く巨大な髪飾りと額から伸びる二本の角
全身を覆う紅色のローブは高貴なイメージを醸している、何よりもその手に握られた戦鎌が只の少女では無い事を物語っていた。

「・・・軍はほぼ壊滅、女ヤプール指令を含む超獣軍団、及びブラックサタン様とエースキラー様は戦死なされました」
「エースキラーまでもが倒されたか・・・ならばそちらは戦闘を止め、異次元へ帰還せよ」
「ヤプール陛下!我らはまだッ―――
「余に反論は許さぬ、他の兵にもそう伝えよ」
「何故です!?我等の野望は・・・地球の制圧はっ!?」
「・・・家臣を護るのもまた、王の務めじゃ、通信を切る」

―――ブン―――

「・・・ウルトラ兄弟どもに我等の意思は決して潰させはせぬ、再び力を蓄え、次こそはお前達が必ず地球を・・・!」


「やほ~やぷちゃん、元気してる?」

突如聴こえる能天気な声に、ヤプールが振り向く
其処には純達より若干若いだろうと推測される外見の少年が柱にもたれ掛かっていた。
白銀の無造作な髪の毛と漆黒の瞳、モノクロツートンの奇妙な衣装は道化師のようにもみえる。
「・・・破滅魔人、余達は貴様等には手を出さぬと言った筈、此処に何の用じゃ」
「うん、君達が地球を攻撃してくれたお蔭でぇ~、すっごぉーくマイナスエネルギーが貯まったんだよね~、だから御礼しなきゃって!」
「・・・礼じゃと?」
「痛み、恐怖、絶望、憎悪、悔恨、そんなサイコーの魂を一杯くれたからさぁ、お礼に君が驚くものを見せてあげようかな~なんて」

破滅魔人が合図をするかのように、振り上げた手をグッと握り締める。

「貴様、何を・・・!?」
「わぁ、すっごいや、早速集まってきたよ!痛みと恐怖が・・・ほんと、ゼブブは仕事が速いよねぇ~」
「答えよと言うておる!」
ヤプールの真紅の鎌が破滅魔人の首を捉え、殺気を込めたその鎌には魔人の首が写り込む。
だが、彼は狼狽するどころかニヤニヤと笑みを浮かべていた。
「君の絶望が欲しかったんだよね、エースキラーのお兄ちゃんの恐怖と悔恨は滅茶苦茶質が良かったし~」


「・・・・」


「・・・・・僕らが異次元には手を出せないとでも思った?やぷちゃんが今考えている、最悪のシナリオを思い浮かべたら、それが正解さ」
「・・・ま、まさか・・・貴様我等の故郷を・・・?」
「やっぱり君達がしてるみたいに兵を送ってじわじわ殺すのが一番マイナスエネルギーが良く集まるね、世界ごと壊しちゃうと楽だけど全然集まらないんだよね~」
「まぁ、君等も地球の生命体を散々壊して来たんだから、これで痛み別けじゃん?君等は利用済みだし、もういいかなって」


「・・・・・・・・・・な、なんという・・・事を・・・・・・・・・・・・」

女王の表情が苦痛に歪み、負の感情に牙が唇にめり込んで血を滴らせた。
野望と希望を託した仲間達と故郷を、一瞬にして蹂躙されていく憎悪と絶望の想いに、彼女の瞳孔が獣の如く見開かれる。
「アハハ、凄い凄い!やっぱり君は魂の質が段違いだよ!ん~絶望と憎悪かぁ、悔恨もちょびっとあるね」
「許さぬ貴様ぁ!!ヤプールの民の痛み、貴様にも味合せてくれるわ!!」
その言葉を合図に、ヤプールの姿が幼い少女から威圧感を放つ怪物へと瞬時に変化した。
赤い体色に伸びる二本角と牙、破滅魔人の倍はあろうかという巨体は地獄の王、閻魔を彷彿とさせる。
「余は次元魔王ヤプール、異界の覇者の名を以って貴様を裁く!」
「フフッ、君の痛みと恐怖ももらうけど・・・・良いよね?」
破滅魔人と呼ばれた者がマントを翻すと、中性的な若者から白と黒の怪鳥へと変わった
チェスを彷彿とさせるその配色と道化のようないでたちで、ヤプールと同じように大見得を切ってみせる。
「我は破滅魔人ブリッツブロッツ、人も光も闇も全ては我が神の為に在る・・・汝に破滅と絶望を、主に命と慟哭を」











――――――――グルルル・・・

ゼット―――――ン・・・

「む・・?」
「はっ・・・はぁ・・・なんだ、闘いの最中に考え事か?」
「呼んでいる・・・陛下が、闘っている、何者かと・・・・ゼットン、決闘は後にとっておくぞ!どうにも嫌な予感がよぎるわ!」
「なっ・・・おいっ!」



狼狽するゼンを尻目に満身創痍の体を省みず、タイラントは中心区域へと向かっていった。
唐突に興を削がれた彼女は、子供のようにブー垂れているような、嫉妬しているかのような、複雑な表情を浮かべる。
「チッ・・・・熱くさせておいて、勝手な奴・・・・・・・・・・・・・・・・おいメフィラス、ヤプールと闘っているのは変態眼鏡達か?」
「純君達は今私の母艦にいるが・・・・兎も角、あの超獣がヤプールの元へ戻ったという事はゲートも開いている筈だな」
「ゼンは奴を追うからな」
「・・・いや、一度合流しよう、応急処置でもしておいた方がいい」
「指図するな、ゼンはまだお前を許した訳じゃぁない」
「万一君に何かあったら、エレン君やあのガヴァドンが泣くと思うが・・・」
「・・・ぐっ」
「君の上空に母艦を移動させたから、ちょっと飛んで来たまえ」
彼の口上に巻かれているのは解っていながらも、その名前を出されると弱いゼンであった。




~ゴルゴダ最終ゲート付近~


「ワハハハハハ!よく来たなウルトラ兄弟!私はこの宇宙で最も美しい美の使者・・・ヤプール様第一の僕ぇぇッ!」
バッバッバッ!(荒ぶる鷹のポーズ)
「あらゆる者へ姿を変える変幻自在のファンタスティックテクニック!不信幻師ぃぃ・・・・ババルウだ!」
ドドーン!(スーパー戦隊爆発)
「・・・いや、まてよ・・・出だしはフッハハハハ にしてよく来たな哀れなラム肉共よ~に繋げた方が壮大かもしれないな」
「ッこの、馬鹿者が!そんな事はどうでもよいわ!陛下の呼び掛けに気付かなかったのか貴様!?」
「おや、タイラントか、この宇宙美の象徴ことヤプール軍最強の美しきババルウに何用かな?」
「陛下が何者かと交戦している、万一という事も有り得る・・・加勢にゆくぞ!」
「ぬっ!私の陛下がピンチだと!?・・・・何を愚図愚図しているタイラントぉッ!貴様には忠義というものが無いのかっ!!」
「・・・」
ヤプール軍4将の一人、不信幻師ババルウ星人はメトロ並にうざかった。

それでもタイラントは彼を4将の誰よりも信頼している、自分と肩を並べる事を許されたその実力だけでなく、何よりも彼の主への忠誠心が真である事を知っているから。
彼もタイラントも、ヤプールの為ならば命を棄てる事をも厭わないだろう、その想いは何らウルトラマン達と変わる事は無い。

ブラックサタンはヤプールの座を狙っていたし、エースキラーは主への忠誠心こそあったがその想いが歪みすぎていた、仲間として信用出来ぬ裏もある。

ババルウはヤプール人でも超獣でもなかったがその一本気な性格はタイラントと通じるものがあった。

「・・・一つ訂正しろ、陛下は「俺の」だ」
「ハッハ!爬虫類面が何を言っている・・・あの方のような儚き蝶には、私という名の官能の蜜が必要なのだよ」
「解っていないな貴様・・・ああいうお方は俺のような鍛えぬいた漢にコロッといくものだ、貴様には漢のフェロモンが足りんわ」
「ほぉう、ならば陛下のピンチを救う決定打となった方が、告白タイム権奪取という事でどうだ?」
「グフフフ・・・良かろう、腕がなるわ!」
ぶんぶんとアンカー鉄球を振り回しながら自信満々に笑みをつくるタイラント、アンカーが音を立てて空を切る
告白チャンス=成就に直結している幸せな二人は主の居る中区へと歩を急ぐ、其処に待つ悪魔を討ち倒す為に。





さて、場面転換が目まぐるしい事を謝罪しつつ・・・~メフィラス母艦~






母艦にたどり着いたゼンは信じられない光景を目の当たりにしていた。

その対象はぐったりしている純でも、純に謝り倒しているシゲルでも、メトロの淹れた茶を啜るエースとゾフィーでもない
あの弱弱しかったエレキングの少女が、小さくて愛くるしかった無垢な体が・・・・恐るべき事に大きな二つのプリンを揺らして走ってくるではないか
「あっ、ゼンおねぇちゃんだ!」
「シャゲぇえええぇええええええっぇぇ――――――――――!!??」
普段の冷徹ぶりからは想像出来ない雄叫びをあげて、ゼンが大げさに後ずさった
「ふぇ?」
「はしたない子だねぇ君は、怪獣みたいな声を出して・・・」
「メ、メフィラス!誰だこいつは!?」
「おや、君は盲目になったのかい?」
「抜かせ!エレンはもっとこう、小さかった筈だ・・・これは、でかいじゃないか、その・・色々とッ!」
「いやいや、ち○こはそれほどこんもりしていないと思うぞ、ホラ私の方が――――
彼が露出行為に及ぶ前に、ゼンの炎が辺りを赤く染め、メトロを包み込む。
ドロドロと溶解し始める彼に、慌ててバルが消火剤をぶっかける。
「汚物は失せろ」
バブルスライムの如く変形したメトロに、彼女は寒気のする程冷たい眼差しで吐き捨てた。
その場の空気までも冷たく凍てつく。
「・・・僕改造されたんだよ、おねぇちゃん、だから外見変わっちゃったの」
「改造、だと? 何故だ!お前はゼンが護ると言った筈だ、お前は兵器に成る必要は無かった!!」
「ま、まぁ待てよ、俺も始めは反対したけどよぉ・・・・」
「M男は黙れ」
「はい、すいませんでした女王様」
(もぉ、すぐデレデレするんだからぁ・・・・ていうかご主人様ってM男なんだ・・・)
「ったくシゲルは本当にドMだな・・・なぁゼン、お前の怒りも最もだ・・・確かにロリは俺達にとって国宝に等しへぶぁべしッ!!」
「眼鏡割るぞロリコン」
「マジすんません!マジすんません!これ以上は死んでしまいましゅあぎゃsdじdじぇいfじぇいjry!!」


空気の読める大人なエースとゾフィーとバルは、黙って静観していた・・・・ゼンからかなりの距離を取って。
(すまない弟よ・・・傍観する兄を許してくれ、私じゃゼットンはどうにもならんから・・・)
「ゼン・・・・改造したのは私だよ、八つ当たりはよくないな・・・当たるならこの私にしたまえ」
「貴様はまたゼットンを創ったんだな・・・」
哀しむかのような物言いとは裏腹に、怒りの熱が鉄の地面を沸騰させている
俯いたままメフィラスを見上げる視線からは、空気すら焦がす焼け付く殺気を放ちながら。
メフィラス星人と宇宙恐竜ゼットンの親子喧嘩はゾッとしない。
今にも殺し合いが始まりそうな雰囲気を察知して、エレンが慌てて言葉を紡ぐ
「あ、あのねっ、お姉ちゃん!僕は自分で改造して欲しいって言ったんだよ、メフィラスさんは何も強要なんてしてないの」
「・・・お前は怪獣から戦闘兵器になるという事がどういう事か解っていないな、超獣と何も変わらない存在になるんだぞ?」
「超獣と同じじゃないよ・・・僕は皆を護る仮面ライダーになったんだもん!弱い人を助けて、怪獣の僕でも人間と仲良く出来るなら、僕はこの力を幸せな強さだって思ってるよ」
「下らん、何が仮面ライダーだ・・・怪獣と人間は仲良くなど出来やしない、怪獣は怪獣、人間は人間だ、その力は絶対に畏怖されるぞ、特に脆弱な人間どもにはな」

「おいコラ、仮面ライダーが下らねぇとは聞き捨てならねぇな・・・訂正しろよ」

仮面ライダーという存在を卑下されて黙っていられるシゲルではない、それはユリ子や他のライダー達、エレンや自分の全てを馬鹿にされているに等しい、それだけは絶対に彼は許せないのだ。
「早死にしたいのか、貴様?」
「へぇ・・・上等ッ」
アルティメットフォームを会得した空我の戦闘能力は恐らくゼンを凌いでいるだろう。
ライジングフォーム時でさえ超電子化したエレンやバル、メトロの三人を圧倒したのだから、それは想像に難くない。
・・・最も、彼はまだ自分の意思で究極態に成る事は出来ないのだが。
「・・・なんで、いつも喧嘩になっちゃうのかな・・・お姉ちゃんはなんでいつも酷い事言うの?本当はとっても優しいのに・・・」
「エレン・・・」
「馬鹿を・・・ゼットンに優しさなど無い、ただ、ゼンはお前を死なせたくない、それだけだ」
(やれやれ、それを優しさと言うんだけどね・・・)
「まぁ、私が許せないのならそれでいいさ、だが今は仲間内で争っている場合じゃぁない、それも解ってもらいたいな」
メフィラスがゼンに視線を送った後に、チラリとシゲルにも視線を合せた。
その視線に喰我であった時を思い起こしたのか、ばつ悪そうに鼻を鳴らす彼を見てメフィラスは我ながら意地が悪いなと心中で苦笑する。
「取り敢えず、応急処置で動けそうな者で中区に向かおう、そうだな・・・」
メフィラスがスッと軽く周囲を見遣る
「うーん、純君とメトロ、イーヴィル君以外は全員いけそうだね」
「ヤプールは私にとっても因縁深い相手だからな、老体に鞭打ってでも同行しよう、なぁ兄さん」
「勿論だエース、まぁ我々はこの星では数分程度しかエネルギーが持たないようだが・・・最も、あの宇宙恐竜が味方なのだから、心配は無用かな?」

「ゼンはウルトラマンと馴れ合う気は―――

「お姉ちゃん・・・ぐすん・・・」
「クッ・・・解った、解っているから泣くな!」
「んっ!おねぇ~~ちゃん♪」
擦り寄ってくるエレンに戸惑いながらこれはこれで可愛いかも・・・等と考えてしまうゼンであった。
そしてそれを見るいやらしい3つの視線。



(なぁ、メトロ、あれってすげぇ百合臭くね?4つの巨大プッチンプリンがせめぎあってね?)
(案ずるな、無論隠し撮りしている)
(おめぇらガキだなぁ・・・俺は家に帰ったら普通にエレンと風呂で電気マッサーry)
(う、羨ましくなんか無いんだからね!!俺なんかゼンと毎日SMしてるぜ!素人にはちょっとお勧め出来ない諸刃の快楽)
(というかお前あれだ、イーヴィルならなんでもしてくれそうじゃないか・・・?)
(いやぁ・・・妹みたいなのに好き好きされてみろ、引くぞ・・・・あれと同じだ、しかもあいつ乳がCなんだぜ?俺AかD↑じゃないと認めないから)
(いやぁあの手のタイプは侮れねぇぜ?乳は兎も角、眼鏡外したらかなり可愛いタイプだなありゃ)
(ゾフィー隊長ごめんなさい☆なんつってな)
(どことなく毎日迎えに来てくれる幼馴染みみたいな雰囲気もあるよな)
(いや、デレデレ委員長って感じだろ・・・あいつ頭は良いし眼鏡だし)
(えっ、あいつデレあんの!?)
(奴はいつもデレデレですが何か)
(俺はツンしか味わってねぇわ・・・)
(エレンたんがデレだからいいだろ・・・その分俺とかゼンにツン喰らってるからむしろマイナス)


(・・・手前も話題に上げて欲しい・・・やはり色気が足らんので御座ろうか・・・しゅん・・)







拍手お礼

あっ!場合によってはロボライダーより硬い人だ!

■平成だと一番昭和の香りがしますね、剣崎は。
 橘さんも格好よかったし、スパ食べてる顔とか特に。

おぉ!ブレイドのリクした者です!この度は本当にいい物をありがとう御座いました!

■いえいえ、お気に召して頂けたならとても嬉しく思います~

ブレイドのマークがクラブになってる(正しくはスペードなのに……)

■すいません、どのくらい突っ込みくるのか遊んでみました。
 剣のマークはクローバーではなく、仰るとおりのスペードですね。



外見が変わっても、使う言葉はやっぱりオンドゥル語…?

■女の子がオンドゥル語なら、ドジで痛い感じの電波っ娘になると思うんだ!


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(2007/11/22(木) 12:21)

 仮面ライダーブレイドたん
gh.jpg


行き詰ると自分の絵を描いてしまう・・・ぐふっ
この癖直さないとなぁ・・・

どうでもいいけどFC2の記事管理画面使いにくくなった、前のがいいよ。

リクエストにあったブレイド。
アンデッドの方が好きだなぁ・・・キングとか嶋さんとか虎姉とか伊坂とか。
虎姉もそのうち・・


拍手御礼

アンドロ化前エースキラーがイケメンホストに見えた…どこをどう間違えたらあのようになるんでしょうか?

■超闘士激伝みたいのでもない限り、擬人化形態もあった方が親近感でやすいかなぁ・・・
 ん・・・関係ないか、何言ってるんだろう私

 ヤプールの世界では棘が多くてどれだけ武装の多い奴が美しいのではないかと推測です。
 だからベロクロンとかバラバとかは超美人です。


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(2007/11/20(火) 06:46)

 エースキラー様!もっと愛を込めてッ!!
qazwe.jpg


ちょうどリクエストにエースキラーがあったのでウホッなエースキラー。
殴り書きでサーセン。
他にもびびんと来たリクエストがいくつかあったので追々・・・

これが本邦初公開、アンドロ化前の生エースキラー。
すげぇぜ、どうみても変態だ!
4将はブラックサタン以外みんなヤプール様が大好きなロリコン野郎の集いです。

生き返ったらギャグ要素も入れたいナァ・・・
元々キャラ崩壊してるからどんなに壊しても大丈夫そうだし。


ところで↓をみてくれ、こいつをどう思う?
エアーマンがryを聴きながら作業していたら急に思いついたんだ。
http://www.youtube.com/watch?v=26hIA0CT2tk&feature=relatedのBGMに合せて歌ってみてくれ、きっと無駄な時間を過ごせたと実感できると思う。


ウルトラマン兄弟が倒せない~エースキラー版~
作詞 エースキラー
作曲 俺じゃない事は確か
ボーカル 俺

気がついたら追い詰められて死亡
フリーザとセルが哂ってやがる
諦めずに復活の隙を狙っているけど
また咬ませ犬かもナッ・・・
ヤプール様が居れば、愛の補充には事欠かないんだガ

何回やっても 何回やっても
ウルトラマンが倒せないゼ(ウッドマンっぽく発音)
あの登場何度シュミしても読めない
ジャックは殺してみたけどいずれは母がザオリク
光線連打も試してみたけど本家が相手じゃ意味が無い!

だから次は絶対殺る為に、俺は暴君とだけは足並み合せとく!


敵にばかり強い奴が多すぎだろ?
ゼットンはマジで反則だかラ・・・
諦めずにイーヴィルティガの脳を弄るけど
すぐに記憶取り戻す
俺の体の外装は、どんなビームも弾ける設定なんだが

何回やっても 何回やっても
ゼットンが倒せないゼ
メテオ火球?弾ける訳がねぇだロッ!!
ゼットンシャッター、あれは最早スーパーチートの領域
土下座連打も試してみたけどゼットン女はマジでS

だから次は絶対殺生きる為、俺はゼットン相手にご機嫌とっておく!


ヤプール様が居れば、愛の補充には事欠かないんだガ
何回やっても 何回やっても
ウルトラマンが倒せないゼ
あの登場何度シュミしても読めない
この場を凌いでみたけどいずれは兄弟が揃う(ジョワ!ヘァッ!ダァッ!!)
捏造光線試してみたけど負荷がでかすぎて使えねぇ!
だから次は絶対殺る為に、俺はバラバ辺りとコンビを組んでおく!



拍手お礼

シルバーブルーメかぁ…正直、MAC食べたという印象しか無いッス(苦笑)でも、何故か好きな円盤生物だったりします

■あれは衝撃的でしたからね~
 FE3で相手にした時はS取るのが難しくてコントローラー投げました。


「朝はMACに限るよね」…ある意味洒落にならないなと思いつつ爆笑!

■ブルーメに喰われてる基地がハンバーガーに見えて仕方ありませんでした。


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(2007/11/19(月) 09:48)

 円盤生物シルバーブルーメたん
mac.jpg


おちばはうすのポエポエさんがうちのバキシムを描いてくれたので、お返しとばかりにあちらのシルバーブルーメたんを描かせて頂きました。

あの宇宙クラゲをポップサイバーに擬人化するとは、さすが私の心の愛じry
本家の可愛さを再現出来ていないのは仕様です。


続きにて拍手お礼とポエポエさん版みらちゃぶバキシム絵ですYO!
[円盤生物シルバーブルーメたん]の続きを読む
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(2007/11/17(土) 04:19)

 第84話「さらば喰我、誓いのドラゴンライダーキック!」
40万超え企画、やっぱり怪獣擬人化しろーっていう意見が一番多いみたいです。
平成ライダーとかも要望が多かったので今後視野に入れていこうかなぁなんて思っていますですよ。
定期的に要望をみて、ビビンと来たら描こうと思っていますのでどしどし御意見お願いします><


さてさて、みらちゃぶ本編ですが、仮面ライダー喰我最終回のお知らせです。
めそめそ☆


asdfrr.jpg



―――――――――

「ハァッ!」

「ぬうぅッ」

ライジングタイタンの太刀とDソードベガが何度も交錯し、鍔迫り合う、一見拮抗しているかのように見える力の押し合い。
だが、強化された喰我の腕力は、最早超人でも耐え凌げる次元を超越していた。

数分と持たずにデカマスターのDソードが競り負け、彼はその身体ごと思いっきり弾き飛ばされる。

「カハッ・・・なんという・・・!」
「メトロ殿!? おのれ!」

フォフォフォフォフォフォ―――
バルの姿が数十体にも分裂し、軍隊のように統一された動きで無数の赤い光弾と白い光弾が連射される。
喰我目掛けて放たれた鮮明なコントラストと共に、爆音が響き渡った。
「つぁッ!?」
凄まじい爆発と衝撃が、喰我の装甲を通して中身にダメージが注がれてゆく。

宇宙忍者は再び一体へと戻り、今度は彼の真上にテレポートする。
ダイヤモンドよりも硬い彼女達バルタンの二対の鋏が、ハンマーのように重い一撃を喰我へと見舞う。

怪人達とは一線を画す宇宙忍者の奇襲に、彼は堪らず片膝をついた。

「メトロ殿、エレン殿!」
バルがその場を飛びのくと同時に二人の必殺技が彼へと迫る。
「Dソード・ベガ、ぬぅん・・・・・ベガ・スラァッシュ!!」
「・・・・超電子メテオブレード!」

半月を描き、繰り出される稲妻と炎を纏ったケルベロスの一閃が

ゼットンのエネルギーを雷へと変換し、ストロンガーの超電子と共に発射される稲妻の刃が

喰我の太刀と鉄壁の装甲を切り裂き、その内部へ熱と稲妻を流し込む。
「ぐぉおおぁああッ――――――!!」
「ご主人様・・」
「致命傷とまではいかない筈だが、暫くは立てまい・・」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・舐めるなよ」

「なっ!?」

切り裂かれた装甲から湯気を上げながらも、彼は仁王立ちし三人を見据えていた。


その装甲は黒く変貌している、そしてそれは電撃や熱で装甲が焦げた黒ではなく、漆を塗ったかのように光を反射する黒であった。

エレン達は致命的な過ちを犯したのだ、最も、それは現段階では気付きようも無い事ではあったのだが・・・

彼は追い詰められる程に力を覚醒させる「仮面ライダー」であり、電気の力を操る「ストロンガー」であり、また電気の力で強化されていく「クウガ」

その彼にダメージこそ与えたが、同時に尋常では無い電気エネルギーをも与えてしまった。
そのエネルギーは彼を更なる進化、黒と金の戦士へと昇華させていた。

「また変わっただと?何処まで進化するんだあいつは・・・」
「俺は負けねぇ、負けらんねぇよ・・・負けた奴は正義じゃねぇ・・・・」

「もう止めて!ご主人様、僕もうやだよぉ・・・止めてよぉ、お願い・・・」
「エレン殿・・」
怪獣から人の姿へと戻ったエレンの瞳から雫が珠となって零れ落ちた

「エ・・・レン・・ぐ、、おお、、、」




―――俺は仮面ライダー、弱い者を救い、悪を倒す正義の戦士だ


すごーい、じゃあご主人様はとっても強いんだね!
ああ、俺は誰にも負けねぇぜ!・・・だけどなエレン、強いだけじゃ仮面ライダーじゃあねぇんだ、それじゃ怪人と変わんねぇ。
力の強さよりも、誰かを助けたいって想いと、絶対に挫けない気持ち、それが仮面ライダーの、いや人間の本当の力だ。

んー、良く解んないけどぉ・・・・心の強さが大事ってこと?
あぁ、そうだ、例え力が弱くても強い心で戦う姿勢、それはきっと皆を強くする勇気の力になるんだ。

俺は絶望したり、悲しんでいる人達をそうして救いたい、その為の力なんだよ。
じゃあじゃあ、僕もかめんらいだぁになりたいよ!怪獣でもなれるかな?
なれるさ、外見や種族なんて関係ない、「想い」が仮面ライダーを生むんだ――――――






「お、俺は仮面ライダー・・・弱い奴はライダーじゃ・・ねぇ・・・だが・・違うってのか?」
「違うよ、ご主人様前に言ってくれたもん、強い「力」じゃなく、強い「想い」が仮面ライダーなんだって!」
「そんなご主人様と一緒に闘いたいから、そんな仮面ライダーになりたいから僕は改造されても良いと思った!相手を殺す為に力を求めたんじゃない!そんな仮面ライダーなら僕は成りたくなんか無かったんだからっ!!」


「うっ・・・俺は、違う、この俺の力こそが平和を呼ぶんだ!そんなもんは甘っちょろい幻想なんだぁあ!!」


「ご主人・・・様・・・・」







「無駄だぜ、エレンたん、そいつは昔っから頑固者だからさぁ、優柔不断な俺と違ってね」

喰我の背後にいつの間にか眼鏡を掛けた青年が立っていた。


「純!」
「純殿!」
「パパっ!」

「メトロ・・・お前なんでデカマスター・・・」

「かっこいいだろう」
「俺はジュウレン世代なんだ、どう考えてもバンドーラ様万歳だろ」
「年がばれるぞ、その発言」

「うっせ、まぁ、後は俺に任せてくれや、一応俺の親友だからこいつ」

「純・・・お前も俺が間違ってるって言いてぇのかよ?」
「間違っちゃいないさ、弱いだけじゃ救えない命があるのも確かだ、だけど強いだけじゃ人の魂は救えない」

「そう・・・恐れも痛みも、繰り返すだけだ・・」


最強の闇の戦士として生まれ、数多の命を奪ってきた過去を思い出し、純は唇を噛み締めた。
しかし、目の前の親友の為に直ぐに気持ちを切り替える。


「そうだ、イーヴィルからお前へ伝言があるぜ」
「・・・なんだよ」

「強い漢だと思っていたけれど、石っころに良い様に支配されて喜んでるなんて見込み違いでしたわ、早く死ねば?―――だとよ」

「・・・・んなっ!誰の為に助けに来たと思っていやがるあのアマァ!!」
「そっちのがいつものお前らしくて良いぜ?」
怒号する喰我を、純が悪戯っぽく茶化す。
「なぁシゲル、お前がやりたいようにやって、行き着いた果てがそれなら俺は何も言わない」
「けど今のお前は考える事を放棄して、力に負けて甘さにすがってるだけだ、此処に来る前の俺みたいに」
「だから、眼ぇ覚ませ」


言い放ち、純はスパークレンスを掲げその姿をウルトラマンティガへと変えた。
「ケッ、貧弱野郎が・・・俺にサシ挑もうってのか?」
「・・・来いよ」
純の、ティガの言葉を合図に黒い喰我は瞬時に距離を詰め、彼に殴りかかる
一撃で戦車をも破壊する殴打が、ティガの顔面を直撃した。
「ウラララララァッ!!」
ついで放たれる暴風のような拳の乱舞。
「・・・ッ・・・・!!」
五臓が破裂するようなパンチの嵐に、ティガが膝をつきそのまま大の字に倒れ、激しく咳き込む。
「どうしたぁ!お前も結局俺の力にのされてんじゃねぇか!?」
「ゴフッ・・っうぅ・・まだまだぁ・・・」
「・・・・うぉぁああああああああ!!」
喰我が大の字に倒れたティガにストンピングを叩き込む、何度も、何度も叩き込んだ。
脚が腹へと振り下ろされる度にティガの痛烈な悲鳴が響き渡ってゆく。
「パパァ・・・やだ・・ご主人様もう駄目!パパ本当に死んじゃうからッ!!!」
「ぬううぅ・・」
今にも両者に割って入りそうなエレンを必死に押さえながらも、メトロはその凄惨な場面から決して眼を逸らさない。
長い年月を得て純は彼にとってもかけがえの無い友となっていた、本当なら彼も止めに入りたい気持ちで一杯の筈だ。


だが、今それをすれば、純の身を挺して伝えようとしている事を無碍にしてしまう、彼はそれを知っている、だから手は出せない。


「一体純殿は何をしたいのだ、手前には理解出来ぬ・・・」

「シゲル君を元に戻すのにあれ程有効な手段は無いかもしれないね、信じあう友だから伝わる手段もある、他人にはそれが理解出来ない事だとしてもね・・・そう、迷い、傷つけ、庇い、肩を抱き合う、だから人間は美しい」
バルの疑問に、メトロの通信機を通してそれを見ているメフィラスが感慨深げに呟いた。
(地球を滅亡させるなど、絶対にさせやしない、彼らのような美しい者達がいる限り・・・絶対にだ)
「ウラァ!はっ・・・はぁ・・・はぁ・・・・どうだ、もう動けないだろうが」
ボロ雑巾のように横たわるティガを喰我が見下ろす
「・・・・・・かよ」
「満足したか、、よ?相手を叩きのめすだけで、ウグッ・・・くっ、た、楽しかったかよ?」
「なっ!?・・・う!・・・あ・・・」
―――殺せ―――
「う・・・」
――――殺すのだ、お前は最強の戦士、その力で全てを滅ぼす――――
「俺はクウガ・・・俺は最強の・・・ライダー・・」
「ばか・・・ばかぁあああああああ―――!!」
「エレンたん?」
「エ、エレン・・!?」
「ご主人様の、ストロンガーの強さは護る為の強さじゃないの!?壊す為だけの強さなんて、そんなの悪い怪獣とかわらないよ!仮面ライダーは闇を切り裂いて光をもたらすんだもん!だからお願い、ご主人様ぁ・・・・悪い喰我を・・・やっつけてぇ―――ッ!!」
「仮面ライダーは・・闇を切り裂く・・・くっ、クッ、喰我を・・・闇をぉ・・・」
―――戦え、お前だけが最強の称号を得られる、戦い続けるのだ―――
――――私は岬ユリ子、電波人間タックル!一緒に戦うわ!――――
「岬・・・ユリ子・・・」
―――ねぇ城君、悪い怪人を全部倒したら・・・二人で――――
―――貴様はアマダムの宿命からは逃れられない、抗うな、戦ええぇええ!!―――


「・・・そうだ、俺は・・・戦う、それが宿命・・・」


―――そうだ、戦え、もっと、もっと――――




「シゲル・・・」




「戦うぜ俺は、アマダム・・・お前とな・・・・・・・・チャージ・・・アーーーップ!!」




クウガの叫びと共に、装甲が鋭く伸び、角は四つに分かれる。
黒い装甲は更に漆黒へと染まり、その体躯は昆虫の覇王へと相応しい力強さを主張する。
そしてその瞳は漆黒・・・





いや、紅蓮のように「赤」かった

アルティメット・フォーム――――

「俺は約束した、ユリ子と、仲間達と!何が、何があろうと正義を貫くと!」
――――き、貴様、力を与えたこの私に逆らう気か・・・!!――――

「黙れ!そして・・・聞け!」

彼は天を見上げ、左腕を天空に掲げて叫ぶ、仮面ライダーストロンガーであった時と同じように。


天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ――――我、空と成りて悪を討つ・・・・・俺は正義の戦士、仮面ライダー空我!!


「ご主人様ぁぁ・・・」
「へっ・・・けり、つけろよな」


―――お、オオおおオオおおオオおおオオおおオオおおオオおお―――



大見得を切る空我の身体から、邪悪なアマダムの意思が靄となって噴き出た
「おのれぇえ、この我に呑み込めぬ者があろう筈が・・・」
「俺は誓う、友に、仲間に、天空に・・・・もう二度と惑わないってなぁ!  エレンッ!」
「うん!あれだね、ご主人様!」
イーヴィルとの闘いの後から密かに二人で特訓していた、二人の「仮面ライダー」としての必殺技
雷竜と化したエレンの稲妻と尾を纏い、ストロンガーの電気エネルギーを最大にまでチャージさせ、エレンの尾の衝撃と自らの跳躍力を利用して放つ
究極のライダーキック―――奇しくもそれは、二人の進化により更に完成された破壊力を示す。


稲妻と炎を纏い、空我と雷竜が雄たけびをあげる。


「ドラゴン・ライダッー・・・・・キック!!」
「キュイィ―――――――――――ン!」
「ユリ子ぉおおおおおおおおおおおおおおお――――――――ッ!!!!!」



「―――――――ッ」


想いと力を込めた凄まじい蹴りによって、霊石アマダムに秘められた狂気は悲鳴を上げる間も無く消し飛ぶ。
同時にそれは、欲望と破壊の喰我が正義と信念の戦士、仮面ライダーへと生まれ変わった瞬間でもあった。


・・・


雨降って地固まる、この世に止まない雨は無いのだから・・・




――――――――――――

拍手御礼

メトロはシグナルマンだと思ってたのにぃぃ!でもおk

■VRVマスター(CVやらないか)でおk

http://jp.youtube.com/watch?v=coHJG8usPs4 ゾフィーファン必見作品始動!

■うはwwこwwwれwwwわwwww期待せざる負えない。


まさか、まさかの隠し球wデカマスターとか…無駄にテンション上がってくるww

■ノリで出したので今後役に立つかどうかは謎ですw

メトロのあの著作権に関する発言はまさにその通り!、実はエースキラーが失敗作だったなんて可能性を考えてみ(ry

■ほんとうのえーすきらーはうるとらきゅーでもはじきとばします!

そこでエースキラー・リベンジャーですよ

■むしろUキラーザウルス

メトロがデカマスターに変身とはカッコよすぎて意外!その手があったのかと納得。

■次回のメトロ七変身にご期待ください(嘘

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(2007/11/14(水) 01:56)

 第83話「七号、稲妻を奔らせて」
deka.jpg



「クッ・・・敵が多すぎる」

中区に近づく程に増していく敵の物量に、バルの霧咲が鈍り始める

「もぉ!メトロさんも真面目に戦ってよ!」

超電子ブレードで超獣の出来損ないを両断しながらエレンが叫んだ

「タイム連打も試してみたけど超獣相手じゃ意味がない!」

「ふざけてるの?」

エレンの長大な尾で締め上げられるメトロ、ゼットンの細胞は僅からながらに凶暴さも加味してしまうらしい。

「ま、まぁまて・・・こんな事もあろうかと製造していたこの秘密アイテム・・・」

ごそごそと股間の四次元ポケットをまさぐり、何やら警察手帳のようなものを掲げるメトロ

「よぉォォ――――くっみってろぉい!この私の格好良すぎる変身ンン!!」

 

 

「エマージェンシー!デカマスター!」

 

 

キーワードを認証し、メトロのマスターライセンスから放たれる宇宙金属デカメタルが彼の身体を包む外装を作り出す。

「フェイス・オン!」


戦闘能力で劣る彼がヤプールに対抗する為、とある特撮ヒーローをベースに密かに製作していた至高の強化スーツ。

 

「俺の心に燃える火は、悪人共には地獄の業火!燃やし尽くすぜ平和のために!」
「百鬼夜行をぶった切る、地獄の番犬・・・デカマスタァアァー!!」(CV若本で)

「・・・とテレビで言っていた」

静かな光沢を放つメタルブルーの装甲が、標的を睨みつけるかのようにギラリと輝き、頭部両側面にある赤いランプが点滅し警告を放つ。
何処からか渋い音声のテーマ曲が聞こえる・・・気がする。

「わっわっ!!でかますたぁだ!!かっこいいなぁ~僕もそれ欲しぃ~!」

尻尾を振りはしゃぐエレンを尻目に、バルはとある事に突っ込まずには入られなかった。

「メトロ殿、その・・・どうみても着装前とプロポーションが・・・」

「チッチッチッ、これが本来の私のハンサム顔だ」

「・・・」(意味解らんでござる・・・)

護る必要のある対象が戦力となった事に安堵しつつ、彼女はそれ以上突っ込むのを止めておいた
バルのその思考と同時に空気を読んで棒立ちしていた超獣達が一斉に襲い掛かる

「ぬっ!?」

「あっ」

「Dソード・ベガァ!足元お留守だ、ミストファイナー!」

虚を突かれた彼女達に猛進してくる超獣達の爪が、その身体に届くより早く、メトロの刀がそれらを切り裂いてゆく

「トゥトゥトゥッ・・・いくら私がCOOLでも惚れるなよ、二輪の仔猫ちゃん達・・・」

「それは間違いなく確実にありませぬ」

「僕仔猫ちゃんじゃないよ、怪獣だよ!」

「・・・やろぉ(^ω^ )」

---ブンッ---

メトロの通信機にメフィラスからのコールが入る

「はは、君も喰えない男だねぇ、そんな隠し玉があったなんてさ」

「供えあれば、憂い無しという奴だ、この場なら著作権の心配も無いからな」

「マスター!あの・・て、手前も死力を尽くして頑張っておりまする!」

「フッ、すまないね、後でその努力を労わせてもらおう・・・取り敢えず君たちに伝えておかねばならない事がある、戦いながら聞いてくれ給え」

「シゲル君の事なんだが―――

グワンッ!!

唐突な轟音と共に彼らを包囲していた超獣達の一部が吹き飛んだ。

「うぬっ?」

「な、なんだ?援軍か?」

 

 

 

神が呼ぶ―――

魔が呼ぶ――――

人が呼ぶ―――――

 

 

悪を殺せと・・・・俺が呼ぶ、俺は正義の戦士、仮面ライダー ―――――――喰我。

名乗り文句と共に甲虫のような赤い鎧を纏い、緑の複眼の屈強そうな戦士がエレン達の前に現われた。
その姿は赤や青の・・・様々な生物の体液でまみれている。

「・・・ご、ご主人・・・様?」

「よぅ、待たせたなエレン、エースキラーは死ンじまったんだってなぁ・・・・・残念だぜ、俺が殺してやりたかったのに」

「えっ・・・?」

「ストロンガー・・・呑まれたのか・・・彼ならあの力に打ち勝てると思ったのだが」

「メトロ、あの石はやはり制御出来ないじゃじゃ馬だ、強大な力と引き換えに精神を蝕む」

「!?あの石・・・蝕むって・・・解っててご主人様にッ・・・!!」

「落ち着き給え、君は知らないだろうが、その石がなければ彼はブラックサタンとの闘いで死んでいた」
「その石が彼の命を護った事は、相違ない事実なのだよエレン君」

「・・・」

「洗脳されたイーヴィル君が正気を取り戻せたのだ、彼も元に戻せる筈だ・・・純君も其方に向かうよう連絡しておいた」
(だが彼はある程度の自我を残してはいる、完全に呑まれていたのなら、エレン君達にも問答無用で拳を振るう筈・・・)

「・・・ご主人様」

「おいおい、何言ってるんだ、俺は正気だぜ?いつもより頭が冴えてるくらいだ」

彼の余りの強さに怯える超獣を惨殺しながら、喰我は講義の声を上げた

「みろよエレン、俺の強さを」

獅子に追い詰められた鼠のように、身を竦める超獣達を喰我が悪魔の如き力で蹂躙して行く
仮面ライダーの仮面ライダーたる所以であり弱点でもある優しさを完全に捨て去った彼の戦い方は、悪魔と呼ぶにも生ぬるい程に惨たらしかった。

「ちがう・・・ちがうよ・・・」

「ああ、違うなぁ、本当につまらないぜコレは・・・もっと楽しい奴はいねぇのかよ」

「違う!ご主人様はそんな戦い方しないもん!ご主人様は正義の味方なんだから・・・!」

「・・・フゥ~・・・いいかぁ、エレン」

超獣達に向かって追い払うかのような手振りを見せ、文字通り尻尾を巻いて逃げる彼らを尻目に喰我はエレンに呟く

「俺は闇を見たんだ、其処でタイタン、いやブラックサタンに殺されそうになって手も足も出ない惨めな自分を観たよ」
「正義の味方だってよ・・・力がなきゃその道を示せねぇんだよなぁ・・・・力がなきゃあ悪党を懲らしめらんねぇ、仮面ライダーにゃなれねぇんだ」

「エレン、お前も力を求めたんだ、なら俺の言いたい事が解るよな?」

「違うの!仮面ライダーはそんなんじゃない!強いだけのご主人様なんて、僕・・・・僕・・・・嫌いだよっ!!」

「・・・ぬりぃ事言うじゃねぇか、弱い俺はお前にそう教えたのか?なら教育し直さなきゃな・・・・最後に立っていた奴が正義だ、真実なんだよ!」

「させませぬ、今の貴方はまるでエースキラーさながら・・・此処で押し止めまする」

バルが霧咲を正眼に構え霧を纏うと、その姿をバルタン星人本来の姿へと変貌させていく
嘲笑するかのような無機質で怪奇的な音声と共に、蝉とも蟹ともとれぬ異形が現われた。

「へぇ、俺とやるってのか?」

「Dソードベガ!責任は私がとらねばな・・・」

「3:1ですが、卑怯どうのと言ってもおれませぬ故、許されよ」

「へっ、せいぜい楽しませてくれ、この仮面ライダー喰我をよ?」

 

3:1なら先に手を出だした方が得策、そう考えたデカマスターがDソード・ベガで切り掛かり、それに続くバルが冷凍弾を連射する、が
喰我は斬撃を避けずに冷凍弾を見据え、地面に拳を突き立てる。

「エレクトロ・ファイヤー!」

噴出する稲妻と大地の壁に阻まれ、冷凍弾が無力化されてゆく
彼は肩口からの出血を気にする素振りも無く、そのままデカマスターに回し蹴りとアッパーのコンビネーションを加えた。

「ぐおぁっ!?」

凄まじい衝撃と共に、デカマスターが上空高く放り出される。

「まずは一人だ、超電子・・・」

「―――ブレード!」

油断した彼の背面に、超電子エネルギーのブレード光波が直撃した。
デカマスターに止めをさそうとした喰我は、奇襲に対して防御も出来ずに血飛沫を上げ弾き飛ばされる。

ガラッ・・・

「エレン、か・・・泣き虫の癖にやるじゃねぇの」

「なんという奴だ、ダメージをまるで気にしていない」

「ヤプールの手の者ではないのが、唯一の救いですな・・」

「・・・・・・」

仮面越しにでも判る喰我の歪んだ笑みを、エレンは直視出来なかった・・・

「俺が味わった闇を、今お前らにも見せてやるよ」

地面から顔を覗かせる鉄骨を引き抜き、彼は意識を集中する

―――ライジング・マイティフォーム―――

ベルトと右足に金の装甲が追加され、辺りに電撃が飛び交った

「まさか・・・早過ぎる!幾らなんでも此処までアマダムの力を引き出せるとは・・・!」

「なんとなく、出来る「気」がしたんだよなぁ~、チャージアップの用量でよっ」

―――ライジング・タイタンフォーム―――

変化は止まらず、赤と金の戦士は紫と金の戦士へと変貌を遂げ、更に手に持った鉄骨は装飾を施された太刀へと変わっていた。

「へっ、一つ目野郎を思い出させて小気味悪ぃ形態だがよ・・・それに代えてもどうだ、この溢れる力は」

彼がヒュッと太刀を振るっただけで、その大地の力に呼応するかのように地面が割れ、空気までもが振動する程に激震する。

「これが正義だ、信念だ、俺はこの力で全ての闇を討つ」

「悪が二度と、立ち上がらぬ様に・・・徹底的にな。」

 

三人の眼前で太刀を構える紫電の戦士

二つの組織を壊滅させた電気の奇械人の力と仮面ライダーとしての戦闘センス
そして霊石アマダムに秘められた超常と、古代の戦士の戦いの記憶を引き継いだ神魔の戦士

その名は

仮面ライダー 喰我

彼の立つその空間は、唯ひたすら絶望だけに満ちていた。



―――――――――――――――――――――――

拍手御礼

クローン、幽体、量産型(オイ)読者応募による採用作「カブトキラー」(マジです)等など…エースキラーを再登場させる方法はいくらでもry

■カブト・ザ・キラー・・・・なんというアリブンタ合体。
 再登場させるとしたらヤプール編が終ってからですかねぇ・・・
 
 よく考えたらウルトラの世界なんだから、なんでもありなんですよね。
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(2007/11/08(木) 01:33)

 大魔王からは逃げられない


qe.jpg


キング嬢

一人称 わらわ

属性 まな板メイデン

気がついたら影のレギュラーになっていた半眼炉利
純に胸がキュンキュンしています
HPが半分をきるとブラックジョーになれます。

ティガ一行の仲間に入れたかったのですが、今の段階で入れるとゼンとの相乗効果で無敵過ぎる気が・・・



asd.jpg


ヤプール

一人称 余

属性 ろりぺた魔王

ラスボス。
エースキラーやバキシムは彼女と同じヤプール人なので、彼女に創造された存在ではありません。
エースキラーのエースキラーたる身体を造ったのは彼女です。

人間の事は人から見た蟋蟀くらいにしか思っていません。
見た目は炉利でも実力はチート級です。

性格はほぼ原作と同じです。


みらちゃぶ82話、エースキラーの最期?は凄絶ですね…そのうち何となく復活しそう?

■エースキラーは何らかの形で復活させたいですね、でも脳みそはじけちゃったし無理かしら・・・

シゲル君…どうなったんでしょうね、なんかこう喰我になったら物凄いマッドな子になっちゃいましたね

■次回はシゲルメインのお話です、キャラがエースキラーと・・・


拍手でライダーロワの書き手が始めましてを申し上げます。これからも頑張ってください。

■おほ∑、まさか書き手の方が光臨なされるとは・・・
 SS楽しみにしています。

今回はちび太とキング嬢に軍配をwでも、メトロの存在感が良いwww

■キング嬢ならゼンを素で押さえつけられそうですねw

ss見た…自分の顔がものすごく顔がゆるんでた…なぜかキラーエースが出てきそうな雰囲気を感じた

■本編が修羅場なので、あのSSは私も頬が緩みましたw

自分が書いた話が絵になるのは感動ですね。いや、俺だけが書いた組み合わせじゃないんですがw

■勝手に描いてしまって申し訳ないです;
 キャラクターの書き方がとても魅力的でした。
 彼等の行く末を楽しみにしています、頑張って下さいませ。

未来から来たちゃぶ台星人 | 固定リンク | トラックバック:0 | レス:9
(2007/11/07(水) 04:43)

 アルティメットフォーム!スペシャルターボ!
fhu.jpg



アーノルドさんが悪いとだけ言っておこう!
あんなものを私にみせて!パーフェクトハーモニー大好きな!この!私が!影響されないとでも!
思っていたのかい!?

---

御護 影地さんより、またまたSSを頂きました。
どうも有難う御座います(^ω^ )
「続き」に掲載させて頂いたので、読みたい方は其方から。

それにしてもなんというパーフェクトハーモニーCV若本
これは間違いなくキング嬢万歳。

ゼンは完全にデレ化に蝕まれています、本当に有難う御座いました。

突っ込みどころが満載ですが、敢えて言うなら・・・居酒屋ぶるわぁってなんぞwwwww
まったくライダーバトロワの時といい、SS書きには敬意を表さざる負えない。






拍手御礼

エレンのふたなり設定とかいらないんじゃないですかね

■ごもっとも、ふたなりじゃないと思って見てやって下さいな。

シャドームーンのかっこよさは以上

■外見だけでなく、あの高潔さもシャドームーンの格好良さを際立たせている気がします。

なぜかあのエースキラーはまだ死んでない感じが残るなー(あんなインパクトがあったキャラだけに

■憎まれっ子世に憚り・・・という言葉もありますから、もしかしたら・・・

エースキラーはサイボーグだったなぁ…味方残存戦力にメトロの名が…(感涙

■メトロも頑張ってるんです!
 メトロビームが炸裂してえらい事になっているはずです。

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(2007/11/04(日) 13:22)

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